こんにちは「ゆるりら」です。

エジプトに到着し、少し自由時間があると言うことで同室の方に「出かけるけど、どうする」と、聞かれました。この方が非常に健脚であること、一緒に行くという男性もスポーツマンで、私が行くことでご迷惑になるかもしれないと迷いましたが、行かずに後悔するのも悲しいので、行ってみることにしました。

まず、ホテルからカイロタワーまで歩いて、そこから博物館に行き、買い物もして、と言うコースだそうです。私は地図の読めない女代表なので黙ってついていきます。まず、カイロタワーへ行こうとするのですが、信号も横断歩道もない道を、車がひっきりなしにクラクションを鳴らしながら走ってくるところを、「渡るぞ!」と言って、スイスイ走っていくのです。それに遅れを取ったら轢かれてしまいます。エジプトの午後、暑い中「これは自動車専用の道では?」と思うようなところをどんどん歩いていくので、ゆっくりな私は必死について行きました。カイロタワーが見えるあたりは、動物の匂いもして、道は汚れており、車はどんどんとくるし、その上頭上から椰子の枝付きの葉っぱがどすんと音を立てて落ちてくる、人は「タクシーに乗らないか」「船に乗らないか」などと話しかけてくると言う、前後左右頭上と暑さにまで気を使わないといけないところでした。

同行者の方々は涼しい顔で、笑っていましたが、これは迷惑をかけると思い、「タワーに着いたら、私は1人でタクシーに乗って帰ります。」と、言いました。ところが女1人でタクシーに乗ることも、これまた危険なのだそうです。みんなは「それならみんなで歩いてホテルに帰るよ。」と、言ってくれました。

タワーに登って景色を見ると、遠景にピラミッドが見えました。すごい!そして、今来た道とは違う道が、とても綺麗そうで歩道もしっかりしていそうだったので、そちらで帰ることに決めてくれました。帰り道は歩道も割とあり、前の道よりしっかりして綺麗だったので、少し会話もできました。

帰り道の途中なので、博物館にも寄りました。博物館では、凄そうなものがたくさん並んでいましたが、私は疲れ美味でした。(後日、展示品は全て発掘された本物と知りました。)同行の方々は2階にも行きたかったと思うのですが、私を気遣って早く帰ってくれました。それでも、横断歩道のないところを何度も走って渡りました。同行の男の人のかげになって、(轢かれるならこの人の次!)と思いながら、ハラハラして渡っていました。

シャワーをして、なんとか夕食には元気になり、明日からの本番の観光に備えました。

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