こんにちは、「ゆるりら」です。

船内生活も数日が過ぎました。今朝は「ヨガ体験」に参加してみました。朝7時から7時45分までということで、支度を整え、少し早めに会場へ向かいましたが、すでにぎっしり。なんとか最後の一人分ほどのスペースに滑り込むことができましたが、その後に来られた方はお断りされていました。男性の参加も多く、ヨガの人気ぶりに驚かされました。講師の先生はとても慣れていらっしゃって、年配の方も多いため「無理をしないで」「痛みを感じる手前で止めてくださいね」と、優しく声をかけてくださいました。

朝食の席でも、また素敵な方々と出会いました。一人は、ずっと専業主婦をされていたという方で、今回「次回はご主人と来るための下見」とおっしゃっていました。しかも次回は今年の冬だとか!一年の半分を船の上で過ごす生活、想像しただけでワクワクします。
また別の方は、「夫がいないと旅行が怖い」という中国系の方。このクルーズも、ご主人と一度一緒に参加してから、今回はお一人でチャレンジされたそうです。さらに、もうお一方は今年の3月までお仕事をされていて、「このクルーズは初めてだけど、今まで何度も地中海などを旅してきたの」と教えてくださいました。

世の中は広いというのは、地理的な意味だけでなく、こんなにも旅を楽しむ人生を送っている方が多いのだと実感しました。クルーズ旅行は決して「一生に一度の夢の旅」ではなく、日常の中に溶け込んだ楽しみ方もあるのですね。私は仕事ばかりで、世の中を全く知らずにいたのだと、しみじみ感じました。

午後には、「中国・深圳」と「ベトナム・ハロン湾」の説明会があり、こちらも開始前にはすでに満席。私は立ち見で参加しました。何事も、少し早めに行動することが大事だと痛感しました。

そして今夜は、ウェルカムセレモニーが開催されました。持参した着物を着るか迷いましたが、「これも一世一代の行事」と思い直し、思い切って袖を通しました。おばあちゃんに買ってもらった大切な着物。今回の旅に一緒に連れてきたかったのです。

着物を着ると、どうしても「着物警察」と言われるような厳しい方々の目が気になるもの。私も昔、厳しい先生に習っていたので、不器用な私はうまく結べず苦労した記憶があります。でも、今回は心の壁を取るため、そして度胸をつけるためにも、チャレンジすることに意味があると信じて出かけました。

会場では、YouTubeで拝見していたご夫妻にもお会いでき、「動画、拝見しました!」と思い切って声をかけました。奥様はとても気さくな方で、すぐにお話が弾みました。さらに、その方の知り合いの大奥様も登場し、「あの方、90歳なんですって!」と教えてもらい、驚くやら感動するやら。背筋もピンと伸び、颯爽と歩かれる姿は、とてもそのご年齢には見えませんでした。旅の準備も、荷造りも、もしかしたら誰かの手助けがあったのかもしれませんが、それでもおしゃれをして旅を楽しむ姿は、とても素敵でした。

そして最後に、コージーさんご本人ともお話しすることができ、以前YouTube上で質問した際に丁寧に答えてくださったお礼を伝えました。画面で見るよりもさらに素敵な方でした。

そして明日からは、船を離れての観光も予定されています。迷子にならないよう気を付けて、しっかり楽しんできますね。

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