こんにちは、「ゆるりら」です。

大の里VS琴勝峰

大の里関は、今日も琴勝峰関と対戦しました。左手で相手の右手をしっかり固め、力強く押し進めます。後ろには一歩も下がらず、その勢いで琴勝峰関を後退させました。最後、大の里関の体が土俵からふわっと浮いて飛び出しました。琴勝峰関はするすると下がったようにも見えたので、そこで引き技を狙っていたのかもしれません。私も思わず「ああっ!」と声が出てしまいました。

大の里・全勝に土がつくのか?

物言いがつきましたが、ビデオで確認すると琴勝峰関の足が先に土俵を割っているのが明らかでした。大の里関は、足が出た瞬間をしっかり確認してから土俵外に飛び出したようです。物言いはすぐに軍配通りとなり、大の里関の勝利が決まりました。行司さんの判断、さすがです。

琴桜関と琴勝峰関について

琴勝峰関は、大関の琴桜関とそっくりです。二人は同じ佐渡ヶ嶽部屋で、しこ名も似ており、まわしの色までよく似ています。なので、てっきり兄弟かと思っていましたが、実際は全く違う家の出身だそうです。琴桜関は、佐渡ヶ嶽部屋の息子さん、角界のプリンスです。どちらも可愛いような美しい顔立ちがよく似ていて、思わず兄弟のように見てしまいますね。

ファン心理と親心

さて、大の里と琴勝峰の取り組みで物言いがついたことに対し、ネット上では「なぜ物言いがついたのか? 〇日目の○○と○○の取り組みにも物言いをつけるべきだ!」といった過激な意見も見られました。私は自分の息子のように応援しているので、こうした意見に共感する部分もあります。しかし、もし本当の母親だったら、他の力士や取り組みを引き合いに出して我が子を持ち上げるような発言は、決してできないでしょう。それが、親心というものではないでしょうか。一介のファンは、こうして自由に言えるのが少し気楽だとも感じます。

親方と弟子の絆

取り組みの後、稀勢の里親方と大の里関が並んで座るシーンがカメラに映し出されました。ですが、二人は目を合わせることも、笑顔を見せることもなく、神妙な表情を崩しませんでした。まるで相撲が神事であることを体現しているかのようです。野球のダッグアウトで見られるようなにこやかなやり取りは、ここでは一切ありません。まだ若い稀勢の里親方と弟子の大海への旅は、これからも続いていくのでしょう。

立派な息子さんを育てられた大の里関のお母様には、心から感謝を伝えたいです。愛情いっぱいに育てられていることが、彼の活躍や、タオルを丁寧にたたむ所作などからもひしひしと感じられます。

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