こんにちは「ゆるりら」です。
大相撲千秋楽。今日は2敗の横綱豊昇龍関と、1敗の大の里関の取り組みが最後の一番でした。ドキドキしすぎて、早めに夕食を準備し、テレビの前に陣取りました。
昨日取り組みがなかった分、大の里関の体は休まっていたと思います。しかし豊昇龍関も、意表を突いたあっけない相撲で勝っていましたので、それほど疲れてはいないでしょう。疲労という点では、ほぼ同じくらいだったと思います。
本割(※本場所における正規の取り組み)の前には、二人の表情が大写しになりました。ほぼ同年代の二人ですが、豊昇龍関からすると「後から伸びてきた力士」と映るのかもしれません。この時点で星勘定は豊昇龍が2敗、大の里が1敗。大の里関が有利なはずでしたが、表情からはむしろ大の里関の方が追い詰められているように感じました。
そして本割。「え?」と思うほどあっけなく、いつもの大の里関の取り口を奪うように、豊昇龍関がスピードと圧力で押し出しました。大の里関からすると「何もできない」という内容で、同じ番付の力士同士には見えないほどの差を感じました。
いつも思うのですが、豊昇龍関は立ち合いで時間いっぱいになっても、なかなか手をつきませんよね。大の里関はしっかりと手をついて待っているのに、豊昇龍関はのらりくらり。あれでは、待たされている方のタイミングが外されてしまいます。本割もまさにその形で、相手がじっと待つ中、自分のタイミングで立ち、電光石火の突きで勝ちました。
そして決定戦。すでに一度勝っている豊昇龍関の方が有利に見えました。もともと相撲のうまさや技、腕力などでも分が悪いのでは、と感じていました。しかし大の里関は自分を信じ、最後まで相撲を取り切りました。気迫あふれる決定戦でした。
「大の里時代」の始まりとなるように、自分を信じて、さらに強い力士になってください。15日間、本当にありがとう。あなたの勝ちっぷりには力をもらえます。そして、負けともきちんと向き合い、そこを修正しようとする姿が素晴らしいです。
怪我をされた琴櫻関。どうぞお大事にしてください。今場所がこれほど締まったのも、大関・琴櫻関が強く勝ってくれたからこそ。横綱も番付通りに勝つことができました。
※大相撲のファンではありますが、相撲について詳しいわけではありません。お気づきのことがありましたら、ぜひコメントで教えてください。勉強していきたいと思います。

