こんにちは「ゆるりら」です。
大相撲の大関・琴櫻関が、本日休場となってしまいました。昨日の横綱戦で右足を負傷されたとのことです。取組は(琴桜関側からみると)目の覚めるような攻めで、琴櫻関らしさが存分に出た素晴らしい内容でした。「そうなんです、琴櫻関はこれぐらい強いんです!」と声を大にして言いたくなるような取り組みで、思いっきり手を叩いていました。ただ、その直後から少し痛そうにしていた姿が気がかりでした。
大柄な力士ですから、普段から足腰への負担は計り知れないものがあります。そのうえ大関という無差別級格闘技の頂点に立つ立場。きっと日常から無理を重ねているのでしょう。だからこそ、どうか大事に至らず、今場所はしっかり休んで、来場所にはさらに元気な姿で戻ってきてほしいと願っています。
正直、優勝の行方以上に、琴櫻関が土俵にいない寂しさを強く感じました。もちろん私は大の里関を応援していますが、「ああ、私、琴櫻関のこともこんなに応援していたのだな」と、あらためて自分の気持ちに気づかされました。
相撲は勝敗がつく世界ですが、気づけば私は全員を応援している気持ちになっています。それぞれの力士が元気で、持ち味を発揮して、前場所とは違う技を見せたり、体格が充実していたり――そんな一生懸命な姿を見ることが、ファンとして一番うれしいのだと思いました。これが「ファン心理」というものなのかもしれませんね。
それでも最後にひとつ、願いを込めるなら。どうか大の里関に、横綱としての優勝を勝ち取ってほしい――そんな期待を抱いています。


