こんにちは「ゆるりら」です。
【7月13日】待ちに待った大相撲名古屋場所が開幕しました。思えば昨年は、母や友人と着物を着て観戦に行きました。今年は新しいアリーナで開幕、それも応援している大の里関が初横綱の場所です。しかし、5月の頃と違って、今は時差が15時間あります。夕方4時は夜中の1時です。相撲中継がどうなるのか、本当に気がかりでした。
夫君から「大の里関土俵入り」の写真が送られてきて、テレビ画面いっぱいの立派な体格を見て感激で胸がいっぱいになりました。夜中になってもNHKの海外番組は放映され続け、なんとちゃんと相撲中継も4時からの部分は放映されました。一人で夜中に(大声を出さないように)観戦することができました。太平洋の上で即時に相撲観戦ができるとは、なんてすごいことなのでしょう。NHKありがとう、と言いたいです。
初日は、緊張で固くなっているようにも見えました。横綱になって、奉納土俵入りなども含め、取材や各方面への挨拶など、行事が山のようにあったことでしょう。横綱とはいえ24歳の若者には、待ち時間なども含め、忙しい中に相撲以外の退屈なこともあったと思います。そんな中に初日でしたので、大関になった時には最初は勝てなかったことがあり、出だしをこちらも緊張して応援していました。
立会の時、「あっ」と、なりました。仕切って、立ち合いが合わず、横綱が少し早く立ってしまったのです。相手が遅かったのかもしれません。その時に「良かった、これで緊張がほぐれた!」と、感じました。ピリピリしたエネルギーが、すっと離れて土俵の下に吸い込まれたような感じになりました。そして初日の相撲は、横綱が何もない土俵を数歩前に歩いただけのような、相手を一歩もこちらの陣地に踏み込ませず土俵の外に追い出していました。強い。清々しい勝負に、本当に胸が熱くなりました。大の里関、ありがとう!立派な横綱相撲を見せてくれて、勇気が出たよ!嬉しい!こんなに遠くの私を、こんなに元気づけてくれてありがとう。きっと辛いことや面倒なこと、しきたりや取材、偉い人への挨拶など、相撲以外の仕事もいっぱいあると思うのに、その中での本業の土俵をこんなに立派に務めてくれて、ありがとう。大変でしょう。世の中ではまだまだ子供と言っても良い年頃なのに、彼は伝統文化、神事でもある相撲をこんなに盛り上げてくれて、すごいことです。

