こんにちは「ゆるりら」です。
働いているとき、いつも「平日のドジャースの試合をのんびり見たいな」と思っていました。大谷選手の応援はもちろん、山本投手の活躍も楽しみです。去年までは、夫君が休日に観戦していても「大谷君が出たら呼んで!」と頼み、掃除や洗濯を優先していました。仕事をしていなければ、試合をゆっくり観られるのに……と、そんな夢を抱いていたのです。
3月末で退職し、4月から8月までは旅行へ。野球を観る事はできませんでした。帰国してからは「いつでも観られる」状態になったものの、旅行後の家事に追われ、しっかり観戦できた日は少なめ。夫君が観ていても、私は横目でチラチラ見る程度でした。
さてシーズン終盤。昨日は大谷君が投げたのに見逃してしまったので、今日はこそは!と10時半にテレビをつけました。ところが掃除やシーツ洗い、繕い物やアイロンがけで部屋を行ったり来たり。大谷選手の打席を見逃さないように、リビングと寝室の両方でテレビをつけて頑張りました。でも二階に用事で行っている間に打席が終わってしまうなど、どうも間が悪い私です。
思い返すと、山本投手が9回2アウトまでノーヒットノーランという鬼気迫る投球を見せた試合も、最後は負けそうになり、怖くてテレビから逃げ出したことがありました。その後しばらく心が折れてしまったほどです。当の山本選手は翌日も元気にチームを応援していたと聞き、そのすがすがしい心に感心しました。逆に「こんなことで怖くなる私は、応援に向いていないのかも」と思ったりもしました。
それでも今日は「頑張って応援しよう!」と気合を入れました。でも野球って本当に長いのです。10時半に観始めても、午後1時を過ぎてもまだ続いています。佐々木投手のリリーフ登板は観られましたが、10回のタイブレークに入る頃には、こちらが根負け。大谷選手ももう出ないと見切りをつけ、別の用事をすることにしました。
そして今、結果を見たら――勝ったそうですね!良かった良かった。一番いいところを見逃した形です。それにしても野球は長い。私のようなにわかファンには、どうも根気が足りません。スポーツ観戦全般が苦手なのかもしれません。夫君を見ていると「どうして一日中何もせずに、ダゾーンまで見てスポーツ観戦できるのだろう」と不思議でたまりません。そういうと「何もせず、ではなく、テレビを観ているのだ」と返されそうですが(笑)。
さて、大相撲も盛り上がっています。今日は大の里関が霧島関を土俵の外に追い出しました。手数が多くなったように見えます。そして驚いたのは、豊昇龍関が安青錦関に敗れたこと。リプレイを見ても「早送りでは?」と思うほどの素早い攻防。力強い投げで決まり手は「切り返し」。投げの強いあの横綱を投げ飛ばすとは、すごいことです。
残りは金・土・日の3日間。ますます熱が入ります。今場所の大の里関の表情には、少し「漢」の風格が出てきたように感じます。どうか今まで通り落ち着いて――(私の方がドキドキしてしまいますが!)


