こんにちは、ゆるりらです。今回は、私にとって少し「禁断の話題」に触れてみようと思います。それは、「政治」と「有名人の不倫」問題についてです。普段、こうした話題に興味を持つことはありませんが、あるニュースがきっかけで考えさせられることがありました。
今回の選挙後、○○党の党首が「103万円の壁を壊す」と発言していたと知りました。我が家でも、子どもが大学生だったころ、アルバイトの収入が103万円を超えないようにと言い聞かせていました。そうした「壁」を壊すと聞いて、これは労働者に優しい政策なのではと興味を持ちました。その党首の方は東大卒で元財務官僚という華々しい経歴を持ち、弁舌も明瞭、明るく爽やかな印象を持っていました。また彼の地元の知り合いが「地元でも人気がある」と言っており、期待を寄せていた矢先でした。
ところが、そんなタイミングで「週刊誌が党首の不倫を報じた」という、まさに氷水を浴びせられるような衝撃的なニュースが飛び込んできたのです。彼はすぐに「おおむね事実です」と認め、記者会見で謝罪しました。
これを受けて、応援していた人たちは様々な反応を見せていました。中には「失敗を取り戻すためにも政策の実現を!」と期待を続ける人もいれば、「家庭の問題だから、奥様だけが怒ればよいのでは」という人もいたようです。党首が財務省出身で予算の組み方や財源の管理に詳しいとあって、税金の無駄を省いてくれるのではないかと期待していた人々は、簡単には応援をやめられないのかもしれません。
周囲の反応
党首は次のような意向を示しているようです。
- 妻は許してくれている
- 看板政策の実現には全力を尽くす
応援者は大方、彼の能力と魅力を信じて応援し続ける様子です。
- これは家庭の問題であり、彼の辞職にはつながらない
- 税負担の大きい中、労働者を救ってくれるのはこの党だけであり、今は辞めてもらっては困る
私の視点と違和感
週刊誌の報道に添えられた写真を見て、私は違和感を覚えました。お相手の方の服装が胸元や脚を露出したもので、年齢にそぐわないように感じられたのです。まるで写真に撮られることを予期していたのではないかと勘繰りたくなるほどでした。(しかし他の報道では、彼女は常にTシャツとミニスカートを着用しており、仕事着のようにしていたようです。)
政治家、応援者、家族、どの立場に自分を置いても共感しにくい中、唯一共感を抱けるとすれば、「この女性の親」の立場かもしれません。(後日報によれば、タレントとして自分のサロンを開催していて、一般の女性の不倫とは様子が違うようです。)
- 娘が30代の大切な時間を無為に過ごしたのではないか(女性として取り返せない貴重な時間)
- 相手の男性は「妻を愛している」と発言し、自分の娘はないがしろにされる
- 政治家の妻から「慰謝料」を請求され、娘が謝らなくてはならないかもしれない
- 将来、娘はどうやって生活していくのだろう
昔との違いと今の社会
昔は、女性の職業が限られ、家柄によって身分が確実に分かれていた時代もありました。家が弱い立場であれば、有力者の妾となり生活費を得て生きることが、ある種の幸せとされていたこともあります。そのような場合、相手の男性には彼女たちの生活を支える責任があり、それが社会の一部として成り立っていました。しかし、今は時代が違います。
果たして、この党首はどれほどの覚悟だったのでしょうか?相手の女性がどれだけの才覚を持ち、自分を信じて愛しているのか、スパイではないか…、そのような疑念がよぎらなかったのでしょうか?彼女が誘惑や金銭に負けて秘密を漏らすかもしれない、といったリスクも想像できたはずです。あるいは、彼女はただの遊び相手だったのかもしれません。しかし、それならなおさら、あのような服装で会いに来たら写真を撮られていたリスクなど、彼ほど優秀ならもっと警戒できたのに、と感じてしまいます。
スキャンダルの影響とモヤモヤ
税金の使い方について合理的な提案をしてくれるかもしれないと期待をしていただけに、党首のスキャンダルには多くの人ががっかりし、驚き、もやもやを感じています。補助金の不正や補助金交付事務の無駄問題にも、ぜひ取り組んでほしいと思っていただけに、余計に残念でなりません。