こんにちは、「ゆるりら」です。
風邪の症状はずいぶん楽になりました。
クラリスを処方してくださった先生、本当にありがとうございました。
今夜はぐっすり眠れそうです。
さて、旅行の準備をしていたところ、「ETCシステム障害で大渋滞」とのニュースが目に入りました。
幸い私は高速道路を利用していませんでしたが、渋滞に巻き込まれた皆さま、そしてその場で対応に追われた皆さまのご苦労を思うと、心が痛みます。
原因は、どうやら7月に予定されている「深夜割引」の設定作業がきっかけだったようです。
難しいことは分かりませんが、既存のプログラムに新しい内容を「継ぎ足し」することで、どこかに無理が生じたのかもしれませんね。
こうした現場の負担は、ネクスコ中日本だけでなく、日本中のあちこちで起こっていることのようにも感じます。
新しい制度、組織、働き方。どれも前向きなことではありますが、既存のシステムに無理に加えることで、現場に混乱を生んでしまうこともあります。
たとえば、年々複雑になる税制や福祉、年金、健康保険、教育現場…。
何かが追加されるたびに、分厚いマニュアルが増え、例外処理に追われる現場。
人間はがんばります。でも機械は正直で、キャパシティを超えたら動かなくなってしまう――。
まさにそんな現象だったのではないかと思います。
私が想像するような簡単なことではないのだと思いますが、渋滞の現場では、何が起こっているのかも分からない中で、スタッフの方々は必死に対応されていたことでしょう。
また、利用者であるドライバーの方々も、怒りや戸惑いを抱えながらも、暴動や器物損壊などの過激な行動に出ることなく、粛々と待っておられたとのこと。
その良識と心の広さには、深く胸を打たれました。
「そんな割引、キャパオーバーで無理です!」と、どれだけ現場から言いたかったことでしょう。
それでも黙々と対応にあたられた皆さんの努力に、心から「おつかれさまでした」と伝えたいです。
さて、私の旅行の準備もいよいよ大詰め。
長旅になるので、不測の事態を想定するとつい荷物が増えてしまいますが、
「乗りかかった船」と腹をくくって、最後の荷造りを進めています。
この日本の、見えない努力に支えられた毎日を胸に。