こんにちは、「ゆるりら」です。
相変わらず夜も眠れないほどの咳が続いていますが、なんとか起き上がり、少しずつ荷物の準備を進めています。以前のピースボートでは「縦・横・高さの合計が160センチ以内の箱」までが、事前に船へ送ることのできる最大サイズでした。そのため、ずっとその基準で荷造りをしてきましたが、今回は「合計140センチ以内の箱」へとサイズが変わっていました。YouTubeでのライブ配信で、どなたかが教えてくださったおかげで気づくことができましたが、もし直前だったら大変なことになっていたと思います。
私の部屋は二人部屋です。一人部屋よりもちろん安価ですし、きっと同年代の女性と同室になるだろうと、お友達ができることも期待して選びました。
ただ、船に乗る前からこんなことを言うのも気が引けますが……私はとても船酔いしやすいのです。特に、波を見ていると気分が悪くなってしまいます。ですので、私にとって「窓のない部屋」は、欠かせない条件でした。
夫と一緒に乗る時には、少し慣れてからバルコニー付きの部屋も良いかもしれませんね。
心配性の私は、もっと荷物を持っていきたいのですが、同室の方のご迷惑になってはいけないので、最低限、送る2箱と、自分が持つスーツケースと手荷物、という枠におさめることにしました。その荷物も、送る期限が迫っており、来週には発送しなければなりません。発送までには箱詰めが必要ですが、「入れては出し、出しては確かめ」と、なかなか作業がはかどりません。さらに体調がすぐれず、百均やユニクロで買い足したいものがあるのに、出かけることができずにもどかしい気持ちです。
「なんとか体調を戻さなくては」と、焦るばかりです。
そんな中、ドジャースの試合を観ていました。前回はなかなかうまくいかなかった佐々木朗希投手ですが、今回は良いところを見せてくれました。
私は時々、職場の人や芸能人を見て「自分が時代劇の監督だったら、どんな配役にするか」と考えるのが好きです。
佐々木投手なら、繊細な“職人”でしょうか。芸術家ではありません。芸術家なら、自分のやりたいようにやって、人に認められなくても自分の美学を貫くことができます。でも職人は、施主様の意向を汲み取り、それに応える仕事をしなければなりません。
先日も、ストライクかボールか微妙な初球をストライクと判定してもらえなかったことで、リズムを崩していたように見えました。ほかにも、マウンドやボールに違和感があったのかもしれません。
まるで、職人が急に別の町に行き、慣れない道具を使い、自分と好みの違う施主に気に入られるような仕事を求められている――そんな状況です。
でも、佐々木投手はしっかり“職人”でした。自分の信じる仕事が通らないとわかった途端に、施主の好みに合わせて、きっちりと軌道修正してきました。その姿に、静かに燃えるこだわりを感じました。
もし彼を時代劇に登場させるなら――長屋に住み、見た目はすらっとしているけれど、仕事には一切妥協のない、寡黙な大工……そんな役がぴったりだと思います。
ちなみに、大谷翔平選手はもちろん若殿。山本由伸投手は旗本の若侍、岩永投手は山に住む忍者の少年、鈴木誠也選手は凄腕の浪人……などと、ついつい勝手に配役を考えて楽しんでしまいます。
どの選手も、それぞれの個性を伸びやかに発揮して、アメリカで堂々と戦っている。その姿は本当に素晴らしいことだと思います。
今の若い方々、野球選手に限らず、本当に透明感があって、みなさんのびやかで素敵ですね。