こんにちは、「ゆるりら」です。

しばらくブログの更新をしていなかったのは、その間にYouTubeをよく見ていたせいです。最近、有名なユーチューバーが著名な政治家を招いて、その話をじっくり聞くインタビューを見ていました。

一対一の対談でした。一人あたり約2時間ほどのインタビューで、6人ほどの方が登場し、生い立ちから若い頃の話、そして日本をどうしたいかという夢や構想を語っていました。みなさん、すごい経歴を持っている方々なのに、とても気さくで楽しそうに話していたのが印象的でした。

今回のブログでは、政治家の意見そのものではなく、インタビュアーの技量に注目しています。彼は自分のセットにゲストを招き、フォーマルな装いで話を進めていましたが、その進め方がとても自然で、相手の話を遮ることもなく、相手にとっても心地よい場を作り出していました。しかも、事前にゲストの著書や経歴をよく調べ、絶妙なタイミングで合いの手を入れていました。スタジオセットも、その方のイメージに合わせてありました。その結果、ゲストが楽しそうに、生き生きと話を続けている様子が伝わってきました。

政治家たちが語っていたのは、日本の問題点や未来へのビジョン、人々を幸せにしたいという情熱です。インタビュアーの巧みな質問やコメントが、その情熱を引き出していたのだと思います。

特に印象的だったのは、インタビュアーが、政治家の過去の役職や出来事を自然に織り交ぜながら進めていた点です。彼は日本や世界の歴史や外交関係にも詳しく、質問が的確でした。これによって、政治家自身の言葉で過去の出来事が語られ、視聴者としても彼らの考えを深く知ることができました。

テレビや新聞で見る政治家の姿は、ほんの一部分に過ぎないことがよくわかりました。インタビューでは、彼らが政治という仕事に真剣に取り組んでいる姿が引き出され、これまでの印象が大きく変わりました。

このユーチューバーは、過去に「相手の話を聞く」本を紹介していました。彼の知識の深さや、話を引き出す力には本当に感心しましたが、聞き方はこの本も参考にしたのでしょう。これを見ていると、普段の記者会見やメディアのインタビューが、いかに表面的なものだったのかが浮き彫りになりました。相手をやり込めることや困らせるような意地悪な質問ばかりが目立つ中で、このインタビューは、まったく違うアプローチで、政治家の本音や魅力を引き出していると感じました。

人の話を聞くことの奥深さと難しさを改めて感じた時間でした。相手を引き立てながら楽しませるインタビューの進め方は、まさに「お手本」だと感じました。ブログを書くのも忘れて、ついこの対談を見続けてしまいました。過去に紹介された「相手の話を聞く」関係の本、私も読んでみたくなりました。

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