こんにちは「ゆるりら」です。

今朝は7時からドジャースの試合でした。あちらは夕刻で、マウンドは夕陽に照らされ、バッターボックスは日陰になっているという時間帯があります。あれはまぶしいでしょうね。エンゼルスの球場もそうでしたよね? マウンド上の大谷選手の目を西日が照らすので、「ピッチャーが影になるようなどでかい看板を立ててやりたい!」と願ったものでした。資金不足で断念しましたが(笑)。
投げられた球が日向から日陰に入るので、バッターから見ても見にくいことと思います。

そんな中、今日は先頭バッターの大谷選手が、やや及び腰ながらライト方向へ強い打球を放ち、見事3塁打となりました。3塁ベース上で嬉しそうな彼を見て、こちらも胸が躍りました。そのあとベッツ選手がセンター方向に打ち、大谷選手は悠々ホームイン。相手の投手は早々に交代となりました。

ドジャースはグラスナウ投手が登板。彼はまた顔も姿もカッコいいのですが、投球も素晴らしかったです。第1戦のスネル投手が8回まで、第2戦では山本投手が完投し、外野に打球を飛ばさない完璧なピッチングを見せましたので、グラスナウ投手もやる気満々でした。交代を告げられた時は少し悔しそうでしたが、代わった投手があっさりアウトを取ると、とても嬉しそうな表情を見せていました。今日は継投がうまくいきました。

相手の二人目の投手は、「ミジオロウスキー」という23歳の長身投手。細身で豪快な速球を投げ込む姿は、佐々木投手に少し似ています。インタビューでの様子は、まだ少年のような無邪気な可愛らしさ。彼は6回まで剛速球を見せてくれました。こうして敵の選手にも目を向けてみると、それぞれ個性的で魅力的ですね。日本のプロ野球選手の名前を少しも知らない私なのに。

さて、6回裏にドジャースはエドマン選手のタイムリー、相手投手(レゲエの歌手のような雰囲気の人でした)のエラーなどで2点を追加。ドジャースは継投リレーへ。相手チームでは、有力選手が打席中に古傷が痛んだのか、自打球でもデッドボールでもないのに急に足を痛めて交代するという、お気の毒な場面もありました。

9回表、最後に佐々木投手が登場。ブルペンから背中を追った映像が映りましたが、「ブルペン」とはもともと「闘牛を囲う場所」という意味だそうで、まるで檻の中から闘牛が出てくるようなイメージです。大観衆の前で、その檻から飛び出していく佐々木投手。観客は皆、彼の味方で「ローキ!ローキ!」のコールが響きました。前回の登板では打たれてしまいましたが、今日は足が高く上がり、速球も戻って、あっという間に3人で攻撃終了。最後は空振り三振で、審判の判定を気にする必要もない堂々の締めくくりでした。

今日は大谷選手の先頭打者三塁打に始まり、佐々木投手の空振り三振で終わる――まさに日本人野球ファン必見の試合でした。朝7時からという時間帯も良かったです。
いつもの散歩には行けなかったので、テレビの前でエアロバイクをこぎながら観戦。その後はジムに行き、午後には平日の美容院へ。夕食は手作りで出迎える――退職前に憧れていたことを全部まとめてできて、最高の一日でした。

松下幸之助さんの言葉の中に、「ニュースなど外部の情報を聞いて、自分ではどうしようもないことに悩むのはやめたほうがいい」という教えがあります。
今、政治の混乱を見聞きしても、私にできるのは次の選挙での一票だけ。知ることは大切ですが、喧々諤々と心を乱しても平和にはつながりません。
退職して得た自由をニコニコと楽しむこと――それこそが今の私にできる、日本平和、そして世界平和への小さな一歩だと(ささやかではありますが)思っています。

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