松花堂弁当スタイルで楽しむ!家族全員が満足するおせちのアイデア
こんにちは、「ゆるりら」です。
季節外れもいいところ…という感じですが、今回は おせち料理 について。来年の備忘録として、このブログに残しておきたいと思います。
今年のお正月は、子供たちや親戚が集まる予定で、最大9人が一堂に会することになっていました。
私の地元では、大晦日の夜にご馳走を囲む風習があります。定番の「オードブル・お寿司・フルーツ盛り」をお店で注文し、そこに手作りのおせちをプラスするつもりでいました。
ところが、注文が遅れてしまい、結局お寿司しか手配できませんでした。
そこで、オードブルとフルーツ盛りは手作りすることに!
今年も、私が十数年前から始めた少し変わった「おせちのスタイル」を取り入れることにしました。
それは、お重ではなく 松花堂弁当の器 に各自の分を盛り付け、一人ひとりに配る方式です。通常、お重に詰めたおせちは全員でシェアしますが、子供たちが好きなものばかり食べたり、苦手なものを残したりしないように、個別に分けるようになりました。これなら、少しずつでも全てのおかずを味わってもらえます。
もちろん、お重にも、煮物や煮豆、伊達巻、フルーツきんとんなどを入れますので、手作りのお重もある、という形です。
手作りと市販のバランス
以下が、今年用意したおせち料理です。
手作り
- 伊達巻 (オーブンで焼きます)
- フルーツきんとん (サツマイモのきんとんに、栗ではなくフルーツを入れます)
- 筑前煮 (圧力なべで柔らかく煮ます・花にんじんは色が悪くなるため甘く別に煮て後から乗せます。)
- 手綱こんにゃく(娘担当)
- 紅白かまぼこ(娘担当)
- 黒豆(母担当)
- なます(母担当)
市販品
- 昆布巻き
- 煮烏賊
- 田作り
- くるみ
これらを松花堂弁当に詰め、お正月の朝、それぞれが自分の分を食べます。食べきれない場合は、付箋で名前を貼っておき、次の食事に出すことで、最終的にほぼ全てを食べてもらえる仕組みです。発案当時の私は、双子育児の中で、おせちも美しく平等に、と考えたのかもしれません。
手作りオードブルの工夫
オードブルは大皿2皿分を手作りしました。
中心には、東京から届いた娘からの贈り物、贅沢なローストビーフが輝いていました。もともとクリスマス用に送られたものでしたが、もったいなくて正月用に取っておいたものです。
オードブルの内容は以下の通りです:
- ローストビーフ
- ローストチキン
- ハンバーグ(手作り)
- 唐揚げ(手作り)
- ぶりの照り焼き(手作り・娘担当)
- 春巻き(冷凍)
- エビフライ(冷凍)
- かきフライ(冷凍)
- 焼き豚(市販品)
- ポテトフライ(冷凍)
- ウインナー焼き
- また、地元の風習に従い、一人一切れずつぶりの切り身を焼いて提供しました。
フルーツ盛りも大皿2皿用意し、シャインマスカットを楽しめたのは幸せでした。
新たな試みと来年への備忘録
今年も昨年に引き続き、大手通販会社の人気おせちを購入しました。解凍のタイミングをうっかり忘れそうになるほど忙しかったですが、味は満足のいくものでした。過去にはホテルのおせちや他の冷凍おせちも試しましたが、この会社のおせちの方が我が家族には人気で、今回もとても良かったです。作ってくださった方、ありがとうございました。
お正月が終わった後、購入したお店のレシートは「正月料理」のノートに貼り付けて記録。松花堂弁当の箱を片付ける際には、盛り付けた写真を印刷して箱の中に入れておきました。年末の買い物やおせち作りの際にきっと役立つはずです。
来年もみんなが喜ぶおせち料理を目指して、また工夫していきたいと思います!