こんにちは、「ゆるりら」です。
Noteを始めてから、さまざまな方の文章に触れる機会が増えました。その中のひとつに「秋の土用」という話がありました。焦って結論を出さず、立ち止まって物事を観察する時期――その言葉に、どこか自分のことを言われているような気がしたのです。
ちょうど血液検査の結果を聞きに行けず、気持ちばかりが先走っていた時期でした。ところが今日、ふと腰が軽くなったように病院へ足が向き、医師にも「セカンドオピニオンに行きたいので」と素直に伝えることができました。(大事には至らないので、どうぞご安心ください。)
別の投稿からは、ある企業の経営の話も学ばせてもらいました。退職後、ひとりで過ごす時間が増えるはずだったのに、Noteを通じて多くの方の考えや温度に触れられることが、思いがけず心を満たしてくれています。
松下幸之助さんの言葉を、ここで一つ紹介します。
「事実は一つ。しかし、その事実を明暗どちらの面から見るかによって、結果に大きな違いが出てくる。」
最近、人生で初めて「国会中継の野党質問」を真面目に見ました。
これまで、国会中継ほど“即チャンネル変更”の対象だった番組はありません。車のラジオで流れてきても、反射的に変えるほどだったのに。
今回は、○○党の党首の質問と、それに答える高市首相の言葉に、自然と耳が傾きました。
どうして以前は受けつけなかったのか。改めて思うと、あの「負のオーラ」「意地悪オーラ」とでも言いたくなる空気感が苦手だったのだと気づきました。ヤジも、胸がざわつきました。
コロナ禍のころ、「桜を見る会」を追及する野党には、やりきれない思いを抱きました。
「今はそんなことをしている場合?」
子どもたちは大学生で一人暮らし。感染すれば命の危険もあると言われていた病気の中で、ただただ心配していた頃です。「桜を見る会?」と、言葉にならない強い違和感を覚えました。
もちろん、今国会でもすべての質問が高い水準で行われるわけではないでしょうし、私もほんの一部を見ただけです。それでも、私自身の“見方が変わる”ということが起きるとは、少し驚いています。
もう一つ、松下幸之助さんの言葉を引用して終わります。
「賢い人間は国を興し会社を興す。同じように、賢い人間が国をつぶし会社をつぶす。」


