こんにちは「ゆるりら」です。
今日の大リーグ、ドジャースの試合については、オンエアで見ていた人も、ニュースで聞いた人も多いと思います。何しろ、トランプ大統領と高市首相もテレビを見ていたというくらいですから、野球に興味のない人でも耳にしたことでしょう。
大谷選手は前半の4打席で2塁打2本、ホームラン2本。その後4打席連続で敬遠され、最後はフォアボール。つまり全打席で出塁したのです。すごいですよね。4打席連続敬遠なんて、昔の高校野球の松井選手みたい。(例えが古いかな?)メジャーでそこまで恐れられているのが日本人打者だというのは、本当に誇らしいことです。
佐々木投手も、8回途中のピンチで登板し、9回まで無失点で抑えました。本来なら「佐々木投入で無失点、この試合は頂き!」という流れだったと思いますが、ここからが長かったのです。
レジェンドのカーショー投手も出てきました。この時には(彼の花道を汚すような結果になったらかわいそう)と思いましたが、ここからも長かった…。
素人的な目で見て面白かったのは、いつも7回に歌うあの曲 “Take Me Out to the Ball Game” を、14回にも歌っていたこと。7の2回目だからでしょうか。なんだか律儀でのどかで、ちょっとほっこりしました。
それから浅い回での一場面。1塁にランナーがいて、バッターがスリーボールの時の最後の1球。コースが外れたように見えて、バッターも歩き出したのですが、審判のコールが遅れて「ストライク」。フォアボールだと思って歩き出した一塁走者が飛び出した形になり、タッチアウト。チャレンジにもならなかったのですが、(審判、コール遅くない?)と感じました。
その後もいろんなことが起こり、両チームともに投手がいなくなってきました。16回ごろ、ベンチにいた山本投手が通訳と監督のところへ行き、ブルペンへ。佐々木投手がその様子を見て「マジで?」と口の形でつぶやいたのが印象的でした。
山本投手といえば、前日に完投したばかり。それなのにブルペンでユニフォーム姿になり、しっかり投げ込みをしていました。周りのコーチたちも、息をのんで見守っている様子。
その姿を見て、フリーマン選手は「何てこった。この男を登板させないために、なんとかしないと」と思ったそうです。当の山本投手は後に「もうピッチャーもいなかったので、行くしかないと思いました」と語っています。フリーマンはその男気に応えるように、一振りでホームラン! 一振りで試合を終わらせるなんて、こちらもすごい人です。
私は、山本投手のブルペンでのアップは監督の指示かと思っていましたが、自ら申し出たと聞いて、本当に男らしい人だと感嘆しました。敬遠続きの大谷選手も含め、総力戦でつかんだ勝利。守備も見応えがあり、バントの場面も光っていました。
退職して「ド平日」に、こんなにのんびり野球を見ていられるなんて、なんて幸せなのでしょう。時差はあるのに昼間の良い時間帯に観られるのも、ありがたいことです。野球界の最高峰の試合で、日本の若者が3人も活躍しているなんて、本当にすごい時代ですね。
翔平選手、いい夢を見て寝ていてね。

