こんにちは、「ゆるりら」です。

昨年の秋、あるツアーで低山の登山に行くことになりました。でも、自分の足にあまり自信がなかったので、散歩を始めることにしました。「ゆるりら」は運動が苦手で、継続も得意ではありません。でも、登山でみっともなく座り込むのは嫌だったので、一般的な足の力をつけるために散歩を始めたのです。そのおかげで、低山登山は無事にサクサクと登ることができ、ツアーも楽しめました。

その後も散歩は続けています。寒いのも暑いのも嫌、日焼けもしたくないと思いつつ、日焼け止めを塗ったり防寒対策をしたりしながら、もう約一年も続いているんです。

散歩を始めて良かったことは、散歩さえすれば一日やるべきことをやったと感じられることです。仕事をしていた頃は、毎日時間に追われ、締め切りに追われ、「7つの習慣」のフランクリン・コヴィーの手帳を使って、自分をぎっちりと押し込んでいました。仕事を辞めたらゆっくりできると思っていましたが、一日が無為に過ぎていくと悲しさを感じるようになりました。でも、散歩を日課にしていると、「散歩さえすれば、今日一日やるべきことはやった」と満足感を得られるようになったのです。

この散歩も、誰に言われているわけでもないので、明日の朝やめたっていいんです。以前骨折した足が痛い日もあるので、やめることはいつでもできるのですが、あまり気負わずにできる限り続けたいと思います。

散歩の時には、家族の笑顔を祈りながら歩いています。子供たちの名前を唱えながら、ぼんやり歩いているので、運動になるほどの速さではありません。最近はブログの記事を考えながら歩くこともあります。

「ゆるりら」は、よく物事を理屈っぽく考えてしまいますが、ブログを書くようになってからは、いろんな角度から考えるようになりました。いろいろな立場の人がいて、物事を「正しい」「間違っている」と簡単に決めつけることはできないんだと気づきました。そんな視点で世の中を見てみると、自分の意見を強く主張する必要もなく、どんな事柄にも「絶対的に正しい」や「絶対的に間違っている」と言い切ることは難しいことばかりだと感じるようになりました。

掃除や片付けをせずに一日ぼんやり過ごした日も、自分を責めずに許してあげようと思えるようになりました。

自分の中にある効率重視の考え方や仕事脳に気づいて、少し緩めてリラックスしてみませんか。

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