こんにちは、「ゆるりら」です。このブログは広告等を掲載しておりません。

ラフティングをご存じでしょうか?私は単に「谷を下るゴムボートに乗る遊び」として認識していました。今回、子供たちが帰省し、一緒にラフティングをすることになりました。母としては、子供たちが私の誕生日のお祝いをしてくれるということで、何かお返しをしたい気持ちでワクワクしながら料理などの準備をしていました。ですので、ラフティングについてあまり調べていなかったのです。単に「ゴムボートに乗る」程度の認識しか持っていませんでした。それが大きな誤解であることに気づかされました。

子供たちは事前にリサーチをしてくれて、口コミの良いラフティング会社を選び、水着を準備し、YouTubeでラフティングの様子を確認していました。都会に住んでいる子供たちは、帰省で自然の中での体験を楽しみにしていたようです。

ラフティングは「アソビュー」で事前に予約してあり、お盆も過ぎたため、この日は我が家だけで貸し切り状態でした。子供たちは適切な水着を準備していましたが、私は無料で貸してもらえるウエットスーツとラッシュガードを着用しました。ヘルメットやライフジャケットも借りて、いざ出発です。

上流までの道のりは全員でバンに乗って移動しました。「ゆるりら」の母、つまり子供たちのおばあちゃんも一緒に同行し、ラフティングをする私たちは川へ、おばあちゃんはバンに乗ったまま要所要所で私たちの様子を見学できました。乗らない人も同伴できたのは、とても助かりました。

ここまで来て、「ゆるりら」はラフティングや川下りの本当の楽しさをまだ理解していませんでした。パドル、つまり「櫂(かい)」を渡されたとき、「あれ?」と思いました。「どうして櫂が必要なんだろう?」と。そして、ボートに乗る前に川に入るよう勧められました。子供たちは喜んで川に入りましたが、私はスニーカーが濡れるのが嫌で、ボートに乗る前に川に入るのを断りました。

とうとうボートが出発しました。ガイドのお兄さんはとても話し上手で、私たちはその話術にすっかり引き込まれ、ワクワク感が高まりました。パドルの使い方も教わり、穏やかな流れの中で「一旦川に入ってみましょう!」と言われ、びっくりしました。ライフジャケットの浮力を体感し、川を下る際の基本動作を習い、全員で「ドボン!」と川に入るのです。私も覚悟を決めてスニーカーのひもを締め直し、ドボンと飛び込みました。しかし流される感覚に焦り、ボートに戻るのも一苦労でした。背中から川に落ちるのは映画などで見ることはあっても、自分で体験するのはなかなか怖いものです。

川の流れは穏やかな場所ばかりではなく、急流や岩にぶつかるスリリングな場面もありました。貴金属や携帯電話などは引っかけてケガをしたり、紛失のリスクがあるため、事前に置いていくように指示され、結果的にデジタルデトックスの機会にもなりました。ボートの上で青空を見上げると、こんなにも空が青いのだと再認識し、愛する子供たちと小さなボートの上でただ雲を眺める時間がとても貴重に感じられました。途中、道路や橋の上から私たちを見守っている「おばあちゃん」が、フェスのようにタオルをグルグル回しながら私たちを応援してくれたので、大笑いでした。

泳ぎが苦手な私にとって、救命胴衣を着用しての水中訓練は短時間でしたが貴重な経験でした。また、途中のアクティビティとして、3メートルほどの岩から飛び降りるという試練もありました。しかし、首を痛めるのが心配で、私は見送りました。子供たちは勇気を持って飛び降り、とても上手に飛び込みましたが、私はどう考えても岩にぶつかるのが怖くてチャレンジできませんでした。若い人にとっては、非常に楽しい体験になるでしょう。

急流はまるでディズニーのアトラクションが続くかのようなワクワク感がありました。大自然の中で、仲の良い仲間と笑いあり、緊張感あり、そしてのんびりと過ごしながら、心躍る童心に戻れる、非常に楽しい時間でした。この会社では、途中の写真も撮影してくれて、データを無料でくださり、すごく良いポイントでシャッターが切ってあって、貴重な思い出になりました。


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