こんにちは、「ゆるりら」です。

旅行の準備を進める中で、腕時計が必要になりました。デジタルではなく、アナログのほうが良いとのこと。
普段はApple Watchを愛用しているのですが、以前使っていた海外ブランドのアナログ時計を修理に出していて、それを今日やっと受け取ってきました。

その時計は、昔、時計屋さんにすすめられてローンで買ったもの。当時の私にとっては思いきった買い物で、アナログ時計といえば、今もそれ一つだけ。
今回を機に新しく購入しようかとも思ったのですが、迷った末に、やはりその時計に戻ることにしました。

退職してからは、スーツやブラウスも子どもたちに譲りました。スーツに似合う時計も、もう新たに買う必要もありません。
少し寂しい気もしますが、それは新しい人生が始まった証なのだと、静かに思います。

時計屋さんのお姉さんから、お土産に温泉の素をいただきました。ゆっくりと素敵な温泉タイムを楽しもうと思います。

帰宅してテレビをつけると、ドジャースが負けていました。佐々木投手は頑張っていたようですが、途中交代した後の投手が打たれてしまったようです。なんと野手のロハス選手がマウンドに上がっていました。

ロハス選手といえば、先日佐々木投手が崩れかけたとき、真剣なまなざしで佐々木選手の正面から声をかけていた姿が印象的でした。
「俺たちを信じて、思い切って投げてこい!」とでも言うように、心からの声をかけていたのです。そのまなざしには、本気の思いと男気が感じられて、心を打たれました。

そんな彼が、投手でもないのに投げるのはきっと本意ではなかったでしょう。それでも、チームのため、ファンのため、時にはユーモアを交えながら、難しい役回りをさらっとこなしてくれた姿には、胸が熱くなりました。

旅行の準備もいよいよ大詰めとなってきました。

今日、娘が「本当は寂しい」と言ってくれました。
誰よりも応援してくれ、誰よりもいろいろ考えてくれている子です。留守の間の私の用事についても、「大丈夫、手伝うよ」と言ってくれています。

実は、旅行を決めた2年前から、寂しい気持ちもあったのだそうです。
でも、あまり早く伝えると私が「あなたがそう言うなら、やめるよ」と言ってしまいそうで、ずっと我慢していてくれたのだとか。
ついにもうキャンセルできないという時期になって、やっと自分の気持ちを話してくれました。

今日、我が家に来てくれた知人の若い方に、旅行の話をしたところ、「私のおじいちゃんもピースボートで世界を3周しました。父も2回乗りましたよ」と教えてくれました。「横浜の港におじいちゃんを見送りに行ったこと、今も覚えています。懐かしいなあ」と、微笑んでいました。

ピースボートは、友達がたくさんできて、何度行っても楽しいのだそうです。
身近な方のそんなお話を聞くと、不安の中に、少し勇気がわいてきます。

私は今、仕事もやめ、家族にも支えられて、みんなの愛情の中で万難を排して旅立とうとしています。
その幸せを常に忘れず、感謝の気持ちを胸に、健康で、元気に、行ってまいります。

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