こんにちは、「ゆるりら」です。

まず、台風の影響を受けた皆様に心からお見舞い申し上げます。冠水した町や、立ち往生した車の光景を見るたびに、胸が痛みます。どうか一日も早く、平穏な日々が戻ることを祈っています。

さて、海の向こうではまたもや大谷翔平選手が大記録を打ち立てました。43盗塁と43本塁打という「43-43」の偉業を達成したのです。この試合はまさに「死闘」と呼ぶにふさわしい内容でした。試合の流れが二転三転し、ドジャースが優勢かと思えば、最後の9回裏に4点を返されるなど、最後までハラハラさせられる展開でした。監督も、持ち駒を総動員して何とか勝利をもぎ取りましたが、明日からの投手ローテーションが心配になるほどです。

特に心配したのは、第2打席でのデッドボール。なんと大谷選手の右腕の肘にボールが当たってしまったのです!皆さんもご存じの通り、翔平選手は現在、投手としてのリハビリ中。その黄金の右腕にボールが直撃した瞬間、私は本当に息を呑みました。

試合は4点差で迎えた8回、2アウトランナーなしの場面で、私は日本から思い切り祈っていました。同じ地球上で今まさに戦っている大谷選手のヒットを願いながら、この日本の地とアメリカのアリゾナが地球の中心を通じて繋がっているとイメージし、祈りを送りました。そして、私だけでなくファン全員の祈りが届いたのか、3球目で見事にホームランを打ち、記録に残る一打を放ってくれました。

しかし、この43-43の偉業達成の日に、私が特に心に残ったのは、ホームランではなく、その前の打席の場面です。ワイルドピッチが後方へ逸れた瞬間、バッターボックスに立っていた翔平選手は、3塁にいたマンシー選手に「Go!」と大声で呼びかけ、腕を上向きに振ってホームへ走るよう呼び込んだのです。なんと、中継でハッキリと彼の生の声が聞えたのです!すごい声量でした!(Go!と聞えたのですが違ったらごめんなさい。)その瞬間少年時代の大谷選手がグラウンドでチームメートに「来い!来い!」と叫んでいるかのような光景が浮かびました。少年の日の翔平選手が「回れ!回れ!」と、腕を回して仲間を呼んでいる姿が。MLBでの大記録ももちろん素晴らしいですが、仲間を呼び込んで貴重な1点を積み上げたこのシーンは、なんだか心が温まる、素敵な瞬間でした。翔平選手も、今日のマンシー選手の生還シーンを大切に思っているのではないでしょうか。

今日の試合は9回裏で5点差だったところを4点返され、ぎりぎりの勝利でした。結果的に大谷選手のソロホームランが効いていたのです。一方で、ドジャースのエース、カーショー投手が足の痛みで緊急降板したのは心配ですね。山本由伸選手の早期復帰を願いながら、翔平選手にも怪我なく、記録以上にその身体を大切にしてほしいと心から思っています。

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