こんにちは「ゆるりら」です。
今日は、ベトナムのハロン湾が寄港地でした。事前にオプショナルツアーを申し込んでいたのですが、残念ながら外れてしまい、自力で行くことに。頼りになるのは、日本にいるときに作った「寄港地マップ」と「見どころ」リストだけ。地球の歩き方の本を参考に、必要な情報をコピーしてA5サイズにまとめ、ファイルしていました。
本船を降りてターミナルへ向かう道は、一本道で約1キロ。そこには、様々な船がずらりと並んでいました。ターミナルに到着しても、チケット売り場がどこにあるのか分かりません。ちょうどピースボートの関係者の方がいたので、チケット売り場の場所を尋ねると、「この裏側にありますよ」と教えてくださいました。
事前調査では、3時間コースと5時間コースがあり、行く鍾乳洞が違うとのこと。5時間コースだと16時半の帰船時間に間に合うか不安だったので、3時間コースにすることにしました。たくさんのチケット売り場がありましたが、係員の方々は暇そうにしています。「クルーズチケット?」と尋ねると、「7番へ」と案内されました。25番ぐらいある売り場の中で、7番へ行くも「もう終わりました」と。次に「5番へ」と指示され、ようやく一人で乗る3時間コースのチケットを購入することができました。現地通貨のドンで値段を言われたので、「USドルで大丈夫ですか?」と尋ねると、米ドルで支払いができました。8時30分に再びここに来るように言われました。
可愛い男の子との出会い
そこで、可愛い男の子に出会いました。7歳ぐらいの男の子で、売店の売り子さんの息子さんらしく、目が合うとニコニコと微笑んでくれました。少し飲み物を買って、近くのベンチで休憩した後、私はお手洗いを探して歩き始めました。そっちはエレベーターで、なんと、さっきの男の子が何も言わずに「こっち」と逆方向に私を案内し、お手洗いの方向を指差してくれたのです。まるで神様のように、私の気持ちを読み取った行動に感動しました。私は20分前に買い物をしただけで、お手洗いを探しているとは伝えなかったのに。彼の無償の友情に、チップを渡すのも失礼な気がしたので、その店で再びお菓子を買いました。
ハロン湾クルーズへ出発
指定された時間にチケットゲート5へ向かうと、そこには制服を着た中国系のお姉さんたちがいました。私が支払った用紙を持って歩いて行ってしまうので、少し不安になりました。別のチケットゲートに行くと、チケットを受け取ることができました。しかし、17歳ぐらいの男性が現れ、他のお姉さんが「ついていくように」とジェスチャーで指示したので、彼について行くことに。その後、数人の団体が合流し、ひと固まりになって船の方へ向かいました。ピースボートの乗客もいるので、一安心です。
その後、無事船に乗ることができ、ピースボートの乗客である日本人のお姉さんと一緒になりました。その方と一緒に船でクルーズを楽しみ、奇岩群を眺め、鍾乳洞に入りました。広くて、まるで映画「インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国」に出てくるような鍾乳洞。階段はきちんと整備されていて、岩がゴツゴツしていることもありませんでした。
クルーズの係員の方が私の領収書を見て「食事込みの支払いなのか確認したい」と言っていました。同行の日本人の方は現地通貨のドンで支払ったそうです。私は米ドルで33ドル支払いました。2階から戻ると、前に座っていた場所には別の方が座っていました。そこで、日本人女性4人の方のところに一緒になるように勧められました。
素敵な出会い
その後、食事が出てきました。日本人4人のお母様方のパワフルさに圧倒され、私ともう一人は少しおとなしくなってしまいました。その中で最高齢は82歳!お話してみると、すごく明るく優しい方々でした。ベトナム料理は想像していたほど癖のあるものではなく、おいしかったです。しかし、胃腸が弱い私は、特にエビと貝には注意しました。
こうして、一人でハロン湾クルーズを楽しむことができました。これも、クルーズ船チャンネルさんの情報を参考にできたおかげです。本当にありがとうございました。


