こんにちは「ゆるりら」です。
この日はこのためにわざわざドーヴィルに泊まったと言える、モン・サン・ミシェルへ出発です。ピースボート本船から日帰りのツアーでバス17台が来るという話を聞いて、私たちがそれより遅くなっては、という対抗意識(?)も出て、皆さん集合時間よりも随分前に集まっていました。それでも、みんながバスに乗った出発時間になって「忘れ物をした」という方があり、都合20分ほど出発が遅れました。添乗員さんや、優しい男性などがサッと出て一緒に探しましたが、忘れ物(帽子)は出てきませんでした。でも、ボートの皆さんはとても優しいです。新しい帽子を買おうね、と、優しく慰めていました。(この方前も同じことがあり、みんなに優しくされていました。)
モン・サン・ミシェルは、パリからの距離は、東京〜彦根間ほど、方角は真西だそうです。パリから北というイメージでしたが、地図を見ると確かに西です。ここは、イギリスとの境にあるため、100年戦争の時もこの近くまで攻められたけど、ここだけは落ちなかったという、フランス人の誇りの地でもあるようです。党のてっぺんには、確かに光り輝く「聖ミカエル(サン・ミシェル)」がありました。
ここも有名観光地なので、私の拙い描写は割愛します。ここも、ツアーガイドさんのご案内のもと、詳しく効率よく回ることができました。私としては、教会的な内側を想像していたので、まるでハリーポッターの映画のような中の街が本当に素晴らしかった。どこを歩いても中世のお城、閉じ込められたお姫様が出てきそうな内部、そして少し動くだけでガラリと景色を変える外側など、さすがに世界遺産第1号、と感激して回りました。詳しい説明があり、複雑な内側も周り、瞑想の間は騒がしい喧騒の中に静謐な空気が流れているなど、空気が変わる瞬間を体感できました。ここが、今世紀においても中世をイメージしたドラマやアニメなどの参考になっていることは間違い無いでしょう。
皆さんおすすめのオムレツはいただけませんでしたが、島内のレストランで食事がいただけました。外は長い行列になっていたので、予約がなければ入れない貴重なお食事です。私たちは、パリもこのモンサンミッシェルも、本当に素敵だった、来て良かったと興奮気味に語り合っていました。ワインも美味しいのです。オムレツ屋さんのそばのクッキー屋さんで、まとめてクッキーを購入しました。仲良くなった皆さんも同じように買って、みんな大きな笑顔で帰ってきました。ガイドさんは、クッキーも塩キャラメルもおすすめと言っていましたので、次回行かれる方は、塩キャラメルも購入してきてください。
帰りはバスでルアーブルの港に帰りました。14日のオーバーランドの後に引き続いての4日間でしたが、あっという間でした。持ってきた時はガラガラのスーツケースも、お土産でいっぱいになりました。船に乗る前に、私の憧れの素敵なご夫婦に久しぶりにお会いできました。お二人はご夫婦だけで離脱されていたので、いろんな土産話が聞けそうです。

