こんにちは「ゆるりら」です。

良い悪いで判断できることでは無いのですが、私たちが最近気になって話していたことがあります。

ある人が、「ある島でスーパーマーケットに行った時、そこに要らなくなったものだと言ってタダでもらえる物が置いてあったんです。それで、ポテトチップスを8袋ももらって来ました!賞味期限もまだたくさんあるのに。」と、自慢げにおっしゃっている人がいました。その時私は、ギョッとして何とも言えなず黙っていました。後から考えるのには、日本ではあまり無いけれども、貧しい子供達が持っていって良いように置いてあるのではと考えました。他の方に聞いたところ、やはりそういう物だそうです。

その話から別の話になりますが、その方は別のツアーの時に、ホテルのどう考えても備品と思われるものを「これはもらっていっても良いのよ。」と、持って行った人を2人も見たそうです。ピースボートの人です。

先の島のスーパーの人たちは、ボートで世界を回っているような日本人が、貧しい子供達への寄付のつもりがあるお菓子をガバガバと持ち去ったら、どんな気持ちだったでしょうか。また、ホテルの備品を、日本人が持ち去ったら、どんな気持ちだったでしょうか。

前の旅から14日と、4日、立て続けに名所旧跡を回って来ました。そんな中でキリスト教を中心に、いろいろな宗教や文化を見て来ました。貧しい人には施しをする、自分が持っていたらその中から寄付をする、という教えが随所に感じられました。

「ゆるりら」は、宗教について何か言う立場にはございませんし、ピースボートの理念についても学習不足です。しかし、ベトナム戦争終結の頃、漂流していた人を救って、食料や皆さんご自分の衣服を分けてあげた、というような話を聞きました。世界平和、世界の子供達への愛、という理念も、きっと「ピースボート」という名前には込められていると思います。
前述のお話には少し苦しい思いを感じました。

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