【7月6日】ドイツで仲間になった私の可愛い子供(クマのぬいぐるみ)ですが、朝、私の食事についていきたいと言っている気がして、レストランに連れていきました。私の前の席に座らせると顔見知りのクルーは、「名前は何?」と、聞いてくれます。「くまこ」と、答えました。可愛い食事の姿を、またインスタにあげておきます。今日はくまこを連れて、波を見ていました。まだ一ヶ月もあるのかと思うと、早く帰りたくなってきました。
昨日、グローバルWi-Fiの調子が悪くなったので、今日ショップで聞こうとしたところ「今日電源を入れると、お金が発生します。」とのこと。そして、質問には答えられないということで、明日の寄港地で調子が戻ることを祈って、帰りました。ネットフィリックスのダウンロードを無理にやりすぎたのが原因かもしれません。
話はまた変わりますが、この船の中で恋が生まれることもあると、YouTubeなどで見たことがあると思います。年配の方で、お互いに連れ合いを早く亡くされた方同士が、旅の中でお互いの良さに惹かれあって再婚した、というカップルも出ていました。そういう出会いも、もちろんあると思います。恋をしている方にとっては、この7月は勝負の時なのではないでしょうか。好きな気持ちがあるのにぐずぐずしていては、旅が終わってしまいます。聞くともなしに聞こえる人の話し声の中にも、恋に関することがあります。先日来、「もう、つまらなくなってしまいました。持ってきた本でも読んで過ごします。」と言っていた方が、今日階段で、背の高い綺麗な人と、絶対友達以上の関係という距離感で並んで歩いているのを見かけました。独身なのですから、素敵な人を見つけてよかったね!と、心の中で拍手しました。若い方でも、朝早い時間から今までにない距離で楽しそうに戯れている人を見かけます。旅の終わりまで船内生活も残り少なくなり、好きな人ができて一緒に寄港地でデートをしたいと思うと、もう早めに頑張らないと、という時期になってきているのでしょう。
恋なら元気のいい話ですが、「認知症」の問題もあるようです。これも人から聞いた話ですが、ある方が「前に乗った時に、一緒の部屋の人が、急に怒り出した。俺の部屋に入り込んだ、と言って殴りかかってきた。」というのです。一緒に話を聞いていたお医者様ご夫婦は即座に「認知症ですね」と、言われました。それから「お金を盗んだ」と、言われたりしたそうです。こんなこともあるのかと思いました。また、過去にお友達同士で二人の部屋になったのに、片方の方の認知症が進んで、結局片方の方があれこれ世話を焼かなくてはならなくなったなどの話も聞きました。船には、いろんな人生がいっぱい詰まっています。

