バンクーバー2日目。自由時間は自分で行き当たりばったりに街を歩くことにしました。美術館に行くと、そこは街の中心で世界のブランドショップの路面店がガラス張りの大きな店を構えていました。その美術館では日本人芸術家の作品を展示していました。申し訳ないけれど私は日本で聞いた事がない方で、作品は(こういった芸術が海外の人に人気なのだな)と感じました。日本に帰ってからも、注目してみていきたいです。
その後、ピースボートでもおすすめの公園に行きました。クルーザーの停泊する波止場があり、自転車で回れる道があり、針葉樹の大木の向こうの小高い丘には水族館もありました。小さな子供達がたくさん来ていました。我が子の小さい頃も、水族館にはずいぶん行きました。自転車の道が歩道より10センチほど高く歩道の外側にあるため、日本の感覚で高い方を歩いてしまいました。馬車もありました。ニューヨークのセントラルパークを模して造られたのかも知れません。波止場の向こうにはビル群が見えて、セントラルパークを思い出しました。
その後、徒歩でチャイナタウンに行きました。前日のバスのガイドさんがバンクーバーには美味しい飲茶の店がたくさんあると言っていたからです。香港が中国に返還される時に、「財産は中国政府に」という噂が流れて、大金持ちの人や有名シェフが、たくさんカナダに移住してきたので、バカにできない中華料理の店がたくさんあるとのことです。飲茶を食べたくて、一生懸命歩きました。Googleマップのおかげです。しかし、行ってみると、よくあるような中華街の門はあったのですが、寂れた感じ。そして、中華街によくあるようなメニューが店の外に出ている様子もありません。知り合いのご夫婦も歩いてきたのですが、もうお食事は済んでいるということで、私もどうしようか迷いました。Googleマップに出てきた、BBQ中華のような店に入って、チャーハンを頼みました。
その後、船に帰ろうとGoogleマップに指示された道をいくと、なんだか荒れた街で嫌な匂いもしてきます。指示の道は通るのをやめようと思いました。帰り道には、警官が8人ぐらいいて、その真ん中に後ろ手で倒れている男性がいました。逮捕されたのだと思います。
大きい明るい道を選んで、船に戻る途中に紹介されていた古い街並みに出てきました。クラッシックな建物を写真に収め、無事時間までに船に戻ることができました。何よりも大事な「時間までに帰船」を守ることができました。

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