こんにちは「ゆるりら」です。

ドジャース地区優勝

今朝は早起きして、山本投手の登板を見ようとしました。目が覚めたときにはすでに8点入っていて、まずは安心。山本投手は落ち着いた素晴らしい投球で、厳しいコースに決まった!と思う球がボール判定になっても、その後まったく崩れません。打たれない姿に「さすが」とうなりました。

試合の合間に映るシャンパンファイトの会場。天井近くまでビニールで覆われ、準備は万端。負ければ無駄になるかもしれないのに、一生懸命準備する裏方の方々の姿に、思わず胸が熱くなります。私自身、前職で行事の裏方を担うことが多かったので、その緊張感と祈るような気持ちがよく分かります。

そしてシャンパンファイト。大谷選手が山本投手らとカメラに収まろうとしたとき、佐々木投手を呼び寄せて写真に写っていました。大谷選手の後輩思いの優しさに、感動しました。

さらに大谷選手はインタビューで、裏方スタッフへの感謝をしっかりと語ってくれました。常日頃表に立たないで準備をしてくれている人たちは、どんなに喜んだことでしょう。私も同じように裏方で準備している思いで見ていたので、彼が裏方スタッフへの感謝を述べてくれたことは、本当にうれしく思いました。凄い選手です。(この大谷選手のスタッフへの感謝の言葉は、後からネットニュースなどを見てもあまり取り上げられていません。)

テレビドラマ「あんぱん」最終回

アンパンマンには子育て時代に本当にお世話になりました。初放映が昭和63年10月と知り、意外に遅かったのだと驚きます。4月から8月はたまにしか見られず8月末から毎日見ていたのですが、最終回まで毎朝涙しながら見届けました。

戦争の辛さや悲惨さを乗り越えて、子どもたちに「愛と勇気」を伝えたい――その思いが画面を通してひしひしと伝わってきます。
アンパンマンの優しさや品の良さをずっと大切に思ってきた私ですが、このドラマを見て、作者のやなせたかし先生が「逆転しない正義」「カッコいいヒーローの危うさ」を伝えようとしていたことに気づきました。その真実を知り、感謝と感動があふれてきました。

最終回後の「朝ドラ受け」では今田美桜さんが出演。戦時中、たかしから贈られた品を突き返す場面で、彼女は演技ではなく背中で泣いていたそうです。軍国少女という現代ではヒールを演じていたのですから、苦しかった事でしょう。その純粋な心に触れ、すごい女優さんだと感じました。
たかし役の北村匠海さんも素晴らしい演技。二人に何度も泣かされました。役作りに真剣に向き合い、役の中に生きていたのだと思います。

思い返せば、この二人は映画「東京リベンジャーズ」で恋人役。そしてマイキー役だった吉沢亮さんは、舞台「国宝」で、まさに国宝級の演技と美しさを見せてくれました。三人が今やテレビや映画の中心で活躍しています。

大相撲13日目

今日の取組も胸を打たれました。

琴櫻関は横綱豊昇龍関と対戦。立ち合いから一気に圧倒し、そのまま土俵の外へ押し出しました。体格、技、しなやかさ、スピード、どれをとっても一級品で、しかも名門の血筋を引く角界のプリンス。今日の一番は、大関という立場を光り輝かせてくれる会心の相撲でした。本当に見事でした。

結びの大の里関は若隆景関と対戦。若隆景関も技巧派で強い力士ですが、大の里関は一瞬危うく見えた場面を瞬時に立て直し、スピードと反射神経で若隆景関に何もさせませんでした。ちょうど琴櫻関が横綱を土俵から出した位置と同じような位置で、勝負を決めました。

前の勝負で、同じ一敗の豊昇龍関が負けたために、大の里関は自分の力で単独首位になりました。しかし、彼にとっては誰がどうという事ではなく、一日1番、その日の勝負に集中していたのだと思います。こうなると、早いうちに1敗していた大の里関の方が、周囲の注目も外れていたので、自分の勝負に集中できたのかもしれません。なんといっても若い力士ばかりです。色々な取り組みの映像情報もあり勉強できますが、心を乱す雑音も入りやすい時代です。15日間毎日勝負が続くという特殊な仕組みの中で、一日一番の勝負の積み重ねや健康状態のキープ、雑音のシャットアウト、メンタルの維持はどの力士にとっても大変な努力が必要でしょう。明日、あさってが楽しみでワクワクします。

退職して、ゆっくりスポーツ観戦やドラマを楽しめるようになりました。
その一つ一つを幸せと感じ、ニコニコと明るく過ごします。

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