こんにちは「ゆるりら」です。

今夜のNHK「スポーツ酒場語り亭」では、ドジャースの大谷選手と山本投手、そして日本人選手たちの一年間を振り返る総集編が放送されていました。

私は気が短いので、正直、長い野球の試合をずっと見るのは苦手です。帰国したら野球を見たい!と思っていたのに、結局はあまり見ていません。ですから、このようにストーリー仕立てで振り返ってもらえる番組は、とても興味深く楽しめました。

大谷選手の春からの活躍を一気に見ることができたのも嬉しかったです。解説者の方々も、昔のように自慢げなおじいさん風ではなく、自分の失敗談を交えながら明るく語ってくださり、雰囲気も和やかでした。
「バットを長くしたことが、箸を菜箸に変えたぐらいの違い」という例えも印象的でした。結果を出しているのにさらに上を目指し、決して守りに入らない姿勢は本当にすごいと思います。

山本投手についても語られました。私が辛くて最後まで見られなかった「あと一人で降板」という試合後のインタビューも紹介されていて、彼が「悔しかった」と語る姿が印象に残りました。それも誰かのせいにするのではなく、今後も頑張りたいという意欲なのです。

解説者が指摘していたのは「審判との相性」。正確なコントロールを持つ山本投手は、どうしても際どいコースを突きますが、それをストライクと取ってもらえないと、仕方なく真ん中に投げざるを得ず、打たれることがあるそうです。私も同じように感じていました。SNSには「ストライクなのにボール判定された」と証拠映像まで投稿する人もいるくらいです。

昨年、私もブログで「投球の判定を機械でできないのか」と書きましたが、夫君に「マイナーリーグではもう取り入れてるよ」と言われたことを思い出しました。実際に調べてみると、すでに下部リーグでは数年前から実験導入されていて、2026年からはメジャーでもチャレンジ方式が導入される予定なのだそうです。人間の審判と技術が共存する時代が来るのですね。

ふと、あるタクシー会社の外国人社長の話を思い出しました。
「日本でお金を稼ごうと思ったら、日本人の何倍も努力しないとやっていけない」――。
大谷選手も山本投手も、佐々木選手やかつてのイチロー選手も、異国でお金を稼ぐというのはどれほど大変なことなのでしょう。敵も、審判も、すべて外国人です。

それでも彼らは、明るく爽やかに野球を楽しんでいます。他の球団でも日本人選手の活躍が光っています。
そんな姿に触れると、こちらまで心がウキウキして、勇気をもらえますね!

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