こんにちは「ゆるりら」です。
昨日のことですが、ドジャースがまた勝ちました!今度こそは山本投手の頑張りが形になりました。満塁になった時にはハラハラしましたが、最後はあの叫びをあげましたね。実は、野球にあまり興味がなく、日本にいた時の山本投手をよく知らなかったのです。そんなに大柄でもなく、投球フォームも大きく振りかぶるわけでもなく、とてもコンパクトなフォームで投げるので威圧感はないのですが、球は伸びていて絶妙なコントロールです。この隅を突くコントロールのせいで、審判からボール判定をもらってしまうこともありますが、見ている私が「ストライク!」と叫んで悔しがっているのに、本人はいたって淡々と次の球を投げているので、精神力も強い人です。
ポストシーズン(プレーオフ)について、去年の自分のブログ記事を参考に書いてみます。
今回はメジャーリーグのポストシーズン、つまりプレーオフについて簡単にご説明します。アメリカの野球リーグは、日本のセ・リーグ、パ・リーグのように「アメリカンリーグ」と「ナショナルリーグ」の二つに分かれ、それぞれ15球団ずつ所属しています。また、それぞれのリーグは東部・中部・西部に分かれています。(※カナダにも1球団あります。)
アメリカのメジャーリーグでは、162試合という長いシーズンを終えた後、それぞれのリーグ(アメリカンリーグとナショナルリーグ)の上位チームが集まり、全米一を目指す戦いが始まります。
プレーオフでは、各リーグの地区優勝チーム3つと、成績上位の3つのワイルドカードチームが進出します。ワイルドカードチーム同士と、地区1位で勝率3位のチームが最初に3試合の勝負を行い、2勝した方が地区優勝チームと対決する「ディビジョンシリーズ」に進みます。現在、大谷選手はレッズとワイルドカードシリーズを戦い、ディビジョンシリーズ(地区シリーズ)進出を果たした段階です。このシリーズは5試合中3勝したチームが次のステージに進みます。昨年のドジャースは地区1位で勝率が高かったため、シード権を獲得し、このディビジョンシリーズからプレーオフを開始しました。
次は「リーグチャンピオンシップシリーズ」です。7試合のうち4勝したチームがリーグのチャンピオンとなり、アメリカンリーグとナショナルリーグそれぞれの優勝チームが「ワールドシリーズ」で対戦します。このワールドシリーズを制したチームが、その年のメジャーリーグの頂点に立つのです。まさに一瞬も気を抜けない、夢のような舞台です。
「リーグチャンピオンシップシリーズ」は、ポストシーズンの中でも特に重要なステージで、各チームの集中力と緊張感が最高潮に達します。7試合中4勝したチームがリーグチャンピオンとなり、ワールドシリーズへ進出するのです。このシリーズは、時に4連勝であっさり決着することもあれば、7試合目までもつれ込む激戦となることもあり、ファンにとっては手に汗握る展開が続きます。
そして最後はワールドシリーズ。これも7試合のうち4勝が必要です。この戦いを制したチームが、その年のメジャーリーグの頂点に立つのです。はるかな道のりですが、昨年ドジャースはこれを勝ち抜きました。大谷選手が第2戦、盗塁で手を着いた時に負傷したのは、今でも目に焼きついているほど、ヒヤッとした記憶です。
昨日の試合では、佐々木投手が最後にすごい投球を見せたのですね。私は最後まで見ることができなかったので、夫君が帰ってから録画で見ました。佐々木投手はこういう登場の方が合っているのかもしれません。春には見られなかった満面の笑顔が見られて、自信のほどがうかがえました。長身で細身の体、長い脚を高々と上げて、全身をシャープな鞭のようにしならせて投げる球は、ド素人の「ゆるりら」の目で見てもすごい球です。伏兵というか、ここにきて間に合ったというか。どうか体調を万全にして、ドジャースの勝利に今後も貢献してもらえると嬉しいです。


