こんにちは「ゆるりら」です。
退職の4年ほど前から、レイキヒーリングを学び始めました。ちょうどコロナの時期で、父が難病を抱えていたこともあり、自分自身の心を整え、家族への手当て療法を身につけたいという思いからでした。
退職後、「世界一周をしたい、世界の名所を見てみたい」という夢を叶えるためにピースボートに乗船しました。そしてその船の中で、たくさんの方にヒーリングをさせていただきました。
同時に「整膚」という、皮膚をやさしく引っ張って整える療法も習っていました。こちらは技術的に少し難しく、試験には合格したものの、まだ道半ばといったところです。
そして明日から、名古屋と京都で行われるレイキヒーリングの講習会に参加してきます。
自宅でヒーリングサロンを開こうかなと思っているので、継続的に学び、仲間との出会いから刺激を受けたいと思っています。
正直なところ、最近は「営業して人を呼ぶのが少し面倒かも…」という気持ちも出てきています。ピースボートの中では、「足の痛みがやわらいだ」「目がよく見えるようになった」「無になれた」など、思いがけない良い効果をたくさんの方に感じていただき、若い人や外国の方の中には涙を流して「癒された」と言ってくれた方もいました。
それでも、今の自由な時間を過ごしていると、「別に無理してやらなくてもいいのでは」と思う瞬間があるのです。
サロンを開くことにためらいがある理由は、2つあります。
ひとつは、今のところ生活に困っていないこと。もうひとつは、「自分の技術で本当にプロとしてやっていけるのだろうか」という自信のなさです。お金をいただくというのは、やはり大きな責任を伴います。
だからこそ、費用はかかっても、正しい講習を受けて技術を磨こうと決めました。もしそれでも「やっぱり面倒だな」と思えば、そのときは無理に続けなくてもいいのです。
ただ、自分がいつかこの世を去るときに
「あの時はまだ若かった。もっと真剣に学んでおけばよかった」
――そんな後悔はしたくありません。
そして、「プロの技ってどんなものなのだろう」という純粋な興味や、「先生に私という人間を見てほしい」という少しの自己顕示欲も、正直な気持ちです。
なかなか準備に取りかかれず、前夜になって「あれがない、これがない」と慌てています。
ずっと楽しみにしていたのに、どうしていつもギリギリになってしまうのでしょう。
――たぶん、準備しすぎると、ドキドキが高まってしまうからかもしれません。
では、行ってきます。


