こんにちは「ゆるりら」です。
朝早く目が覚めてYouTubeを開いたら、急に「松下幸之助さん」の教えが、おすすめに上がってきていました。何気なく聞き始めたらとても良い話で、思わず最後まで聞いていました。
もちろん松下幸之助さんを知らなかったはずはありません。そのご高名を知らない人はいないでしょう。大企業の創業社長さんであり、丁稚奉公から松下電器をおこした人生のエピソードは、さまざまな場で語られてきました。
けれど、こういう立派な話は社長さんや政治家の方など、社会の頂上に立つ方が聞くべき話で、私とは違う世界のことだと感じていたのかもしれません。偉い人すぎて、少し敬遠していたのです。
どの話もとても分かりやすかったです。以下、心に残った言葉をいくつか抜粋して挙げますね。
50代からは
・人との付き合いを考える。
・親切の押し売りをやめて見守る。前へ出て引っ張る親切から、後ろから押す親切へ。
・人と比べることをきっぱりやめる。
・家族を変えようとしてはいけない。人というのは、自分が変わりたいと思わなければ変わりません。家族に「こうあるべき」を求めすぎると、かえって距離が開く。
(自分が親からされて嫌だったことを、自分の子供にしてはいけないと改めて感じました。)
私は勝手に、この方の本は経営学などの難しい話ばかりだと敬遠していました。けれど実際は、毎日を生きる知恵、子育てや家族円満の知恵を、わかりやすい言葉で心に響くように教えてくださっていたのです。
今まで、肩書だけにおびえて勝手に避けていたなんて、本当にもったいないことでした。PHPの書籍などにも、少し威圧感を感じてあまり手に取らなかったのです。
思えば私の人生には、パナソニックの製品がたくさんあり、生活を支えてくれていました。私が若いころまでご健在だった方ですから、会うことはなくても、もっと早くから書籍に親しんでいても良かったのかもしれません。
けれど、人生には「適時」というものがあるのかもしれません。
今朝、急に気になって触れたたくさんの教えは、どれも珠玉のようで、繰り返し心に落とし込みたいことばかりです。
これからは、新鮮な気持ちで書籍などを拝読していきたいと感じました。


