こんにちは「ゆるりら」です。
今日も大リーグ、ワールドシリーズの試合がありました。大谷選手が投手として先発でした。昨夜遅く、日付が変わるころまで試合をしていて、今朝また自宅から球場に来たのでしょう。疲労がなかったわけがありません。何しろ、9打席すべて出塁していたのですから。それでも、彼のこんな雄姿を生で見ることができる——これをある意味、奇跡と思って感謝しています。ドジャースが勝ち上がってきていなかったら、見ることはできませんでした。
結果は負けてしまいました。大谷投手はホームランも打たれました。そんな日もあります。10奪三振3ホームランなんて、あの日は本人も言っていたとおり「出来すぎの日」でした。それでも必死に奮闘し、マウンドを降りるときは悔しそうでした。次回に期待します。
日本シリーズも大詰めを迎えています。実は私は日本の野球のことがほとんどわかりません。夫君がテレビをつけていて、私のテレビ権がなく、仕方なく?見ています。裏番組に特に見たいものがあるわけでもないので。
今日は、あるNoteに投稿されている方の記事がとても気になりました。題名は「財布には1000円札1枚。見たこともない渋沢栄一」。
※詳細はその記事をご覧ください。とても品のある文章の方です。
私も以前聞いた話で、「毎月のお小遣いは1万円。ただし、その使い道は奥さんと子供さんのために使うこと」と決められている方がいました。手取りは40万円以上で、しっかり稼いでおられます。
また、ある金融トラブルを起こした30代の男性が「お小遣いが月に1万円だった。お金が欲しかった」と語っていたという話も耳にしました。
税金や社会保険料が高いこと。税金を取られた残りのお金で買った物にも10%の消費税。さらにガソリン税、家や土地があれば固定資産税。亡くなれば相続税。こうした痛みよりも、今の既婚男性は「お小遣い」という枠の中でしか生きられない現実があります。(お小遣いは現金でもらい、欲しいものはカードで買う、という人は自由度がありますが。)
これが、政治に意見を言う気にならない、無関心の原因なのかもしれません。手取りが増えても、その恩恵を実感できるのは独身者か、結婚している奥さんだけ。世の中の商品が「女性向け」にシフトしているのも、財布のひもを握っているのが女性の場合が多いからでしょう。
かくいう私も、欲しいものややりたいことだらけ。それが実現できるのも、働いていたおかげだと感謝しています。
大谷選手も、一人の男に起きたとは思えないほどの波乱と苦難を乗り越えてきました。高校卒業のとき、アメリカに行きたかったのに叶わなかった日。日本では二刀流を否定され続けた日々。アメリカに来ても、ワールドシリーズには出られなかった。友人と思っていた人にだまされ、何億円も盗られた。投手として大切な肘を二度も手術し、苦しいリハビリを重ねた。家を建ててもマスコミに追われて住めなかった。彼の光の部分はまぶしすぎますが、その影の部分も、まだ31歳の一人の男にしては大きすぎるほどです。
それでも、彼は今日も懸命に投げていました。
もし今の暮らしが色あせて見える人がいたなら、先ほど紹介した方のNoteを読んでみてください。大切なことが書かれています。自分が稼ぎ出しているお金の流れを、面倒でも一度、追ってみてください。

