こんにちは、「ゆるりら」です。
私はテレビを見る習慣があまりなく、見ているドラマも、夫君に
「今日、楽しみにしていたドラマだよ」
と教えてもらって、「そうね」と一緒に見る、という感じです。
仕事をして主婦もして、子育てもしていたのですから、他の人より何かの時間が少なくなければ、計算が合いませんよね。
普段テレビを見ないせいか、たまに見ると、それこそコマーシャルまで面白くて、食い入るように見てしまいます。
退職したのですから、これからはテレビだって、食いつくくらいに見てやりますとも。
今回見ていたのが「ちょっとだけエスパー」です。
SFで少し複雑な内容で、特に北村匠海さんが出てくる頃までは、正直ついていくのが苦しかったのですが、彼が登場してから、がぜん面白くなりました。
安定の大泉洋さんと、ドラマでは久しぶりのように感じた宮﨑あおいさん。
お二人の演技に加え、脇役の方々も締まっていて、理解が難しいSFの話なのに、不思議と生活感や臨場感がありました。
ただの恋愛ものではなく、毎回楽しみに見ていました。
あおいさんは、演技もうまく、可愛らしく、こんなに難しい役なのに透明感があって、その心情にすっと引き込まれました。
そして北村匠海さんは、どう見ても大学生に見えるのです。
この前まではおじいさんの漫画家だったのに、もう大学生の「市松」にしか見えません。
可愛くて、賢くて、優しいけれど、まだ何者でもない大学生を、元気いっぱいに演じていました。
ストーリーには、人生をやり直したい人たちの「命」への思いが織り込まれ、愛と正義について考えさせられる展開でした。
ディーン・フジオカさんは、今まであまり見たことのない「ヤンキー役」で、爽やかさを残しつつ、息子を愛する気持ちを精いっぱい演じていて、いじらしいほどでした。
また、自分のOL人生すべてを愛人として過ごした女性のむなしさを演じた高畑淳子さんも、さすがの存在感でした。
もし私も、働いていた全期間をそのように生きてきたのなら、退職後をどんな気持ちで過ごすのだろう…と、思わず考えてしまいました。
それでも、やはり座長は大泉さんでしょう。
最後までひねりのあるストーリーで、来週から見られないのが、むなしいくらいです。
「こっちのけんと」さんの主題歌も、耳に残ります。
いろいろな自己浄化や瞑想、気功、自己鍛錬法の中で、「今ここ」という言葉が出てきます。
「今・ここ」を意識することで精神を集中させる、という意味のようです。
幸せもまた、「今ここ」を感じることが大切なのだ、という教え。
過去から現代を書き換えに来た人がいたとしても、今ここにいる人たちが、少しずつ意識を変えていけば、未来は変わっていく。
そんな大きなテーマも、このドラマにはあったように思います。
背格好が似ているという理由で、「岡田将生」さんの代わりに「大泉洋」さんが、夫の身代わりに選ばれた、という筋書きですが、
どんなに記憶が消えたとしても、その二人を間違えることはないだろう、という大きな突っ込みは——
ここでは、そっと胸にしまっておくことにします。


