こんにちは「ゆるりら」です。

私は大の里関を応援しています。最初は、母が「すごく強い子がいるよ!」と応援し始めたのがきっかけでした。昔から相撲好きな母のために、親孝行の一環として本場所に連れて行こうと思い、実際に取り組みを見て、私自身も大の里関がとても好きになりました。

背も高く体重もある立派な体格ですが、その体格に似合わぬ俊敏さを持つ力士です。洋風のスポーツ、たとえばフットボールなどでも活躍できたのではないか、と感じるほどです。
今場所は、いつものような豪快な取り組みばかりではなく、物言いがつくような相撲や、土俵際ぎりぎりで最後にひょいと足を入れるような、ある意味とても器用な勝ち方も見られました。

今日まで、これまでになく三連敗していました。その時、私は気づいたのです。
大の里関が堂々とした取り組みで豪快に勝っていた時、私はとても爽快な気持ちになっていたのだと。きっと、他のファンの方も同じだったでしょう。
こんなにも多くの人を、一瞬で舞い上がるような爽快な気持ちにさせる――なんて素晴らしい力士なのだろうと、改めて感じました。

もちろん、相撲界にはたくさんの力士がいて、それぞれに多くのファンがおられます。どの力士も、自分の力や魅力を最大限に出し切って勝つ。その瞬間、ファンは大きな喜びに包まれます。
勝つか負けるかしかない世界ですから、半分はがっかりするのかと思いきや、実際はそうではありません。負けてもなお、一生懸命に土俵に立つ姿に、ほれぼれするほど感動しています。
力士のひたむきな姿と、知れば知るほど奥の深い相撲の世界に、私たちは魅了されているのです。

横綱といっても、ついこの間までは大学生でした。今の力士たちは学生相撲で同じ時代に戦い、あるいは同じ部で汗を流した仲間同士です。昔の叩き上げの横綱とはまた違い、相撲を一つのスポーツとして学んできた、同じ時代を生きる若者たち。
今の位は違っていても、かつての対戦経験から「強いことはわかっているけれど、勝てるかもしれない」という気持ちも、きっと心のどこかにあるのでしょう。

大の里関はおそらく、肩の怪我で思いきった相撲が取れないのだと思います。若い力士ですから、人間関係など、心を惑わすこともあるかもしれません。
そんな中での三連敗。それでも土俵に上がってくれたこと、自分に勝って出てきてくれたことに、私は心から感謝の気持ちでいっぱいでした。
今日の拍手は、勝負に勝っただけでなく、自分に勝った男の姿に、私たちが励まされた感謝の拍手だったのだと思います。
本当に、「ありがとう」と言いたいです。

今場所は、先場所引退した元遠藤関が、マイクの前で話をされた日がありました。ずっと前に本場所に行った時には、彼の絵姿のタオルがずらりと並んでいました。美しい力士で、とても絵になる方です。
今回も変わらず端正なお顔立ちで、言葉も美しく、一つひとつを大切に語っておられました。「幸せな土俵人生だった」と何度も話されていましたが、怪我など辛いこともあったはずです。それでも、あの穏やかな笑顔は、強くて優しい日本男児そのものでした。

同じ石川県の後輩でもある大の里関。遠藤関の分まで、どうか長く横綱を務めてください。

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