こんにちは、「ゆるりら」です。(このブログは広告掲載等は行っておりません。)
組織に属している方は、どなたも非常に苦悩を強いられていると思います。随分前のことですが、ある組織を立ち上げようとしたときに全力で反対していた人が、数年後、その組織の上司になりました。すると高圧的に「これは立場で言っている」「働き方改革と言うが、仕事である以上『できない』は言えない。」などと長々と説教をしたのです。それを聞いて(あの人、この組織ができる前はあんなに反対していたのに、権力を得るとこう変わるのか)と思ったことがあります。
地位や権力とは無縁の世界にいる今、昔に心の中で冷や汗を流しながら聞いたことも「過去」として薄くなっていきました。しかし今渦中におられる方々は、どんなにかお辛い日々をお過ごしでしょう。
HSP体質などと言われる人もいると思います。「ゆるりら」は、どちらかというと空気が読めず権力者に突っかかっていくタイプだったように思います。馬鹿で大損をするタイプです。まあ、うちには「ゆるりらの母」という突っかかっていくタイプの大御所がいますので、あの方と比べると格下ですが。どちらのタイプも権力者からは疎まれます。
気に病まないように、と思っても、その「空気圧」に苦しくなるのですから、耐えられません。できるだけそこに寄らないようにしても、そんなわけにもいかないでしょう。やるべきことは文句を言わずにやって、その組織の中で話ができる人がいたら、その人とできるだけ仲良く楽しく仕事を進めましょう。今の「ゆるりら」には、それぐらいしか言えません。
組織の長と部下では、部下の方が決まった権力の下の圧力を受けているので、矢印を受けていますが、長となる方も重圧だと思います。上司の心のケアもまた必要なのでしょう。その方がそんなに圧力をかけて話をする裏側には、何か癒されない過去の傷があるのかもしれませんし、能天気に圧力をかけてくるだけの、その人は良いけど周りは辛い、というパターンもあるかもしれません。(何年か前の、「ゴルフをやる人への冒涜だ!」と言って全国の失笑を買った人のように。)
問題は、問題が起きている次元と同じ次元では解決しない、と言われていますが、高次元の心持ちになるためには、どうしたらよいのでしょうか。淡々とやるべきことを行うためには、嫌な圧力を受けたことを心から切り離す必要があります。それはそれ、やるべきことはこれ、と。高圧的な上司との対話が難しいと感じたときは、まず冷静になり、自分の意見を整理して伝えることが大切です。例えば、『この部分についてもっと詳しく説明していただけますか?』と質問することで、対話を前向きに進めることができます。また、周りの人に助けを求めることも必要です。問題を切り離し、高圧的な言葉に傷ついた気持ちは別次元で癒しながら、できる仕事を落ち着いてやるのが良さそうです。しかし、倫理的に無理な仕事や、辛い仕事の場合、自分を守るためにも離れる必要があるかもしれません。
仕事の話は、それこそ海の広さほどの幅広い職種があるため、今のところのんきな「ゆるりら」には、その辛さは計り知れません。しかし、人間が仕事で悩むのは人間関係なのだということは想像できます。どうか嫌な人のために時間を使わず、自分のために、自分が愛する人のために、あなたの大切な時間を使ってください。私が皆様のためにできるヒーリングはささやかですが、この手のひらだけです。
「ゆるりら」(サロンは女性専用です。サロンの開設はまだ未定です。)