こんにちは、「ゆるりら」です。(このブログは広告を掲載していません。)
あなたは、もしかして「人の悪口を言わない」「優しい」「人当たりが良い」といった理由で、人格者と言われたいと努力していませんか? もし、心優しいあなたがそんな努力をしているのなら、無理をしないでほしいと思います。
職場では、人の悪口を一切言わないという方法が、うまく生き抜くための一つの手段かもしれません。これは、小さなほころびから面倒なことにならないためには、重要なのでしょう。しかし、「ゆるりら」は、そんな聖人君子にはなれませんでした。職場は仲良しを作る場ではないのです。職場では、生産性や目標に向かって話し合い、協力することはあっても、部署が変われば二度と話さない人がほとんどです。無理に付き合う必要はありません。
あなたが、一人の人間として曲がったことが嫌いならそのままに、柳のようにしなやかならそのように、あなたらしく、職場の生産性や目的に合致させて全力を尽くして仕事に向かうのが良いのです。その仕事をしていて少しでも面白いと感じることがあったら、その「少し」に賭けてやりきるのが良いと思います。どうしても自分の倫理観に合わない職場なら、最近は若者の方が転職市場で優位に立っているので、おじさんたちをその職場に置きざりにして、華麗に転職するのも良い選択だと思います。若い人にとって暗い職場なら、その直感を信じて逃げることも間違いではありません。
どうか、自分を信じて、自分の思うように生きてください。人の悪口を一切言わない決心をしても苦しいと感じる場合は、誰のために悪口を言わないようにしているのか思い出してください。悪口を言わない方が、「あの人にはこの人のことを言ったな」「この人とあの人はつながっていそうだな」など、面倒なことに脳のリソースを割かなくて済むから、というような自分の打算としての「言わない」なら、まだ良い決心です。しかし、聖人君子になろうとして、悪口を言わないように決心したのなら、考えを変えてください。人生うまくいかず苦しいときは、ちょっと自分に正直になって、「〇〇のこういうところが苦手」など、それぐらいのことを言っても、地獄に落ちるわけではありません。
例えば家族に、職場でこんな人がいて困ったとか、辛いとか、その人のどういうところが組織として迷惑になっているのだとか、個人的にその人といると空気が重くなるとか、言ってもいいのです。いえ、そんなことあって当たり前です。あなたの脳(魂)は、あなたを幸せにするために嫌な感じをキャッチしているのですから、あなたの頭で「こんなことを感じる自分はダメだ」などと、自分の感性を抑える必要はありません。
「ゆるりらサロン」で、のんびりとお話ししてください。(サロンはまだ開設しておりません。また、サロンは女性専用です。)嫌な人に出会ったら、とにかく単純に物理的な距離を置いてください。職場の人なら数年で配置転換や部署替えもあると思います。こちらの考え方を少し変えることで、相手が自然に去ることもあります。人から見た自分を気にするのは、服や髪形など目に見えるものだけでも大変です。人格まで良く見せようなんて、面倒くさすぎます。ありのままのあなたで素晴らしいです。(ありのままの「ゆるりら」も、まあいいやつかもです。)