こんにちは、「ゆるりら」です。(このブログは広告等掲載しておりません。)

今クールのドラマで、特に熱心に観ていたのは「アンメット」と「アンチヒーロー」でした。月曜には「アンメット」の最終回が放送されました。(前のブログで、最終回の日を間違えてしまいました。以下、ネタバレがあります。)

ミヤビ先生の脳の病気は、「ノーマンズランド」と呼ばれる、医学的に手術が非常に困難な領域に原因がありました。大迫教授(井浦新)は、ミヤビ先生を守るためにその秘密を三瓶先生に隠していたことが明らかになりました。彼女の病状が刻々と悪化する中、三瓶先生は必死に手術の訓練を続けました。その時、津幡師長が「彼女が望んでいることをしてあげて」と言い、自宅療養に付き添う形で一緒に住み始めました。

前から、ミヤビ先生の自宅のシーンが多いと感じていました。お医者さんでありながら病気と向き合い、日記もつけなければならない彼女が、こんなに丁寧に生活している姿を、毎回親の気持ちで見ていました。この最終回では、二人の小さな幸せを紡ぐいとおしい同棲時間を光らせるために、必要なシーンだったと分かりました。

自宅の家具の配置や、お人形、窓からの光、エントランスの様子など、どのシーンも最終回の二人の爽やかで真剣な姿、温かく命のぎりぎりを歩いている切なさを伝えるために必要なシーンでした。お二人の演技が素晴らしく、年齢はもう子供ではないはずなのに、あどけなさと純真さに溢れていました。映像(光やカメラワーク)が、実際にこの世の中にいる普通の若者の二人の様子を自分の目で見ているような感覚になりました。

最近のドラマは言葉や演出で説明するものが多く、俳優さんの長台詞に頼ることが多いので、このドラマは昔のドラマを見るような感じでした。午後の光の中で眠っている三瓶先生を愛しく見つめるミヤビ先生の姿は、記憶をなくしても心に灯った好きな人を愛しく見つめる気持ちに溢れていました。

そして、穏やかなシーンだけでなく、最後は怒涛の医療ドラマに。最強のスタッフが信頼し合い、大迫先生と三瓶先生、そしてみんなが協力する感動的な展開でした。丁寧に作られていたため「きっとミラクルで助かるでしょう」と安心して見ていられない緊張感が最後までありました。

メイクも素晴らしかったです。ミヤビ先生が寝ている姿は、幼子のような瞼。化粧ばっちりで寝ているようなことはありませんでした。最初はあまり好きではなかった三瓶先生のひげ面も、シャイを隠しているようで可愛く見えてきました。グミの伏線回収も、自然で爽やかでした。

「ゆるりら」としてはミヤビ先生の親の気持ちで観ていたので、こんなに具合の悪い子が一人暮らしなんて、と心配でした。優秀な娘が脳の病気で記憶が一日持たないなんて、そばにいてあげたい!と思いました。こんなに感情移入するほど杉咲さんはミヤビ先生の役を愛しく可愛く爽やかに演じていました。

どうして結婚することになったのか、南アフリカでの二人の出会いから結婚を決めるまでも謎でしたが、ミヤビ先生が三瓶先生を助けるために残ったと知り、とても強くてかっこよく、ずっと助けてもらうばかりだった彼女の本当の強さや優しさが分かり、彼が命懸けで愛したいと思う気持ちに説得力が増しました。

脇役の皆さんも素晴らしかったです。特に千葉雄大さんの明るく優しい演技は、チャーミングな表情やしぐさに笑顔になれて、とても素敵でした。星前先生役は彼にしかできなかったと思います。岡山さんの演技も良かったです。段々とお医者様に見えてきました。真剣に医療と向き合う姿が良かったです。他の皆さんも本当に素敵でした。

ドラマ「アンメット」は、光は自分の中にあるというメッセージを伝えてくれました。現代の量子力学では、人間をどんどん細分化していくと「人間は光でできている」ということになるらしいです。(説明が大雑把でごめんなさい。)つまり、光は自分の中にあるのかもしれません。逆に大昔の仏教の教えにも、光についての様々な言葉があります。私たち一人一人が、毎日ではなくとも、自分の中に自分らしい光を感じる瞬間があれば、悩みを小さく笑顔を大きく暮らせるのかもしれません。ドラマ「アンメット」は、光は自分の中にある

将来、「ゆるりら」サロンを開きたいと思っていますが、遠方などでいらっしゃれない方がほとんどだと思いますので、このブログでお付き合いください。(サロンはまだ開設していません。また、サロンは女性専用です。)

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