こんにちは、「ゆるりら」です。
今日の大の里関は、平戸海関との対戦でした。ともに2000年生まれで、同学年の対決です。直近では平戸海が2連勝していたこともあり、拮抗した勝負になるかと思いましたが、立ち合いから一気に大の里関が攻め、一歩も後ろに下がることなく、攻め切りました。最終的に大の里関が寄り切って勝利しました。寄り切りの際の大の里関の姿勢は、腰が据わっていて美しかったです。反対に、平戸海は何もさせてもらえなかったという印象でした。
本日のNHK相撲中継では「いまさら聞けない大相撲!」というコーナーがありました。仕切りの合間に、相撲教習所から親方たちが中継で、実演を交えながら決まり手などを解説してくれました。これがとても面白く、私のようなにわかファンにとってはありがたい内容でした。親方の皆さんがまわし姿で登場されていて、驚くほどお若く見えました。年齢を重ねた私から見ると、まだ現役で土俵に上がれそうなほど活き活きとしていました。
「はず押し」「四つ」「押し出しと寄り切りの違い」など、聞いたことはあっても説明できない技や決まり手を、詳しく知ることができました。「相撲は単純に見えるかもしれないけれど、細かい技が複雑に組み合わさって成り立っているところを見ていただければと思います」という、音羽山親方(元鶴竜)の言葉が特に印象的でした。
最近では、2000年生まれの力士が活躍する時代になり、親方も若い方が多くなってきました。相撲中継も30年前と同じやり方ではなく、今回のようにわかりやすく、もっと面白い解説が増えても良いと思います。
今日は、大関の豊昇龍関も、昨日とはまったく違う相撲で勝利しました。私自身は勝手に豊昇龍関を「ヒール役」としてイメージしているのですが、昨日のブログで「自分の相撲を大事にしてほしい、相手も土俵も敬ってほしい」と書いたことが伝わったのかもしれません(笑)。だけど、大の里関には勝ってほしくないですね!
今日の大相撲中継は、初心者や若い人にもわかりやすい内容で、とても面白かったです。解説者たちの相撲愛が強く伝わり、彼らが相撲を心から楽しんでいるのがよく分かりました。男の人たちが好きなことについて語ると、夢中になるものですよね。そんな「少年」の一面を垣間見ることができて、爽やかな気持ちになりました。