こんにちは、ゆるりらです。

来週、東北地方の山々を巡る旅に出かけることになりました。この旅はツアーで、東京駅からの発着です。東京駅に遅れさえしなければ、あとはすべてお任せという旅です!事前に行き先を知っておくことで、旅がさらに充実すると思うので、このブログを通じて予習しておきます。

1.安達太良山ロープウェイ

最初に訪れるのは福島県の安達太良(あだたら)山です。ロープウェイに乗りながら眼下には、福島市から郡山市までの街並みや、阿武隈山系、吾妻小富士、そして遠く蔵王連峰まで見渡すことができるとのこと。山頂駅から歩いて5分ほどの薬師岳展望広場パノラマパークからは、雄大な安達太良山の眺望が広がります。詩人・高村光太郎の『智恵子抄』で有名な「ほんとの空」を感じることができる場所としても知られています。

2.安達太良山とは

標高1700mの安達太良山は、日本百名山の一つで、登山初心者でも楽しめる山です。ロープウェイを使えば、約1時間半で山頂まで行くことができ、家族連れにも人気。特に紅葉の名所としても知られており、9月下旬から10月にかけては多くの登山客で賑わいます。山麓の岳温泉から奥岳登山口までは車で約15分。気軽に大自然の美しさを堪能できるのが魅力ですね。

3.蔵王温泉—1900年の歴史を持つ名湯

次に訪れる蔵王温泉は、開湯1900年という長い歴史を持つ名湯です。すべてのお風呂は源泉100%掛け流し。蔵王温泉の強酸性硫黄泉は、美肌効果で有名な「美人つくりの湯」や、子供が元気に育つと言われる「子供の湯」として親しまれています。岩風呂、露天風呂、貸切風呂など、さまざまなお風呂を楽しむことができ、少し疲れた体を優しく癒してくれる上がり湯もあります。「来てよかった」と思える贅沢な時間を過ごせそうです。

4.蔵王ロープウェイで見る紅葉の絶景

蔵王山では、秋の彩りが美しく広がる紅葉をロープウェイから楽しむことができます。黄色や橙、赤、レンガ色に染まった山々がまるで名画のように広がる光景は、息をのむほどの美しさです。ロープウェイに乗って、上から眺める紅葉は格別で、この旅のハイライトの一つになりそうです。

5.蔵王山—火山のダイナミックな風景

蔵王山は山形県と宮城県にまたがる火山群で、日本百名山の一つです。最高峰の熊野岳(標高1841m)からは、火山ならではのダイナミックな風景を楽しめます。蔵王と言えば、冬の巨大な樹氷が有名ですよね。今回は秋の紅葉が楽しみです。蔵王連峰の豊かな自然を感じながら、自然の偉大さに触れるひとときを楽しみたいと思います。

6.栗駒山—神の絨毯の紅葉

最後に訪れる栗駒山は、宮城・岩手・秋田の三県にまたがる名峰で、特に紅葉の美しさで有名です。9月下旬から10月上旬にかけて、全山が色づく様子は「神の絨毯」と称されるほど。標高1626mの山頂からは、鳥海山や月山、蔵王連峰、岩手山など東北の名峰が一望でき、その景観は圧巻です。また、栗駒山周辺には湖や湿原が点在し、火山特有の地形も見どころ。温泉も多く、山旅と温泉を同時に楽しめる贅沢な場所です。

7.旅に向けた準備と思い

実は、この旅に向けて、数カ月前からジムで少しですが足の筋トレをしていました。山登りに備えて体力をつけようと思い立ったのです。普段運動不足なので、どれほど効果があるかわかりませんが、登山を少しでも楽しめるように準備してきました。

お天気が良くなることを心から祈っています。以前、ドラマ『マウンテン・ドクター』の感想を書いたときに「登山者は欲が深い」と表現しましたが、その気持ちが今まさに理解できる気がします。天気も紅葉も、すべてが最高であってほしいと願っています。

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