こんにちは「ゆるりら」です。

このドラマは「韓国の時代劇(政権転覆を狙う陰謀)」「ラブコメ」「タイムスリップ」「料理バトル」「才能ある女性」と、さまざまな要素が詰め込まれています。韓国ドラマをあまり見慣れていない私でも、楽しく見ることができました。

特に主人公のイム・ユナ(ヨン・ジヨン役)さんは、アイドル(少女時代)から女優さんへ。年齢不詳の美しさで、実際は35歳だそうです。

王様役はイ・チェミンさん。今年25歳(2000年生まれ)の若さで、この抜擢には裏話があり、当初予定していた40代の俳優さんがSNS絡みの不祥事で降板し、急遽キャスティングされたそうです。身長190cmで長身ハンサム。暴君役には体格も相まって迫力満点でした。当初予定の俳優さんであれば年齢は王様像に合っていたと思いますが、彼の若さもまた、物語に説得力を与えていたように思います。

物語は、才能あるフランス料理人の女性が朝鮮王朝時代にタイムスリップするところから始まります。父が歴史学者のため、彼女自身も朝鮮史に詳しい女性。バイタリティに溢れる強い気性で、とてもあっけらかんとして口も悪く、怖い場面でも少しも怯みません。「これでもテコンドー黒帯なんだから!」と勇ましく立ち向かっていきます。

最初は、主人公以外の人物の見分けがつかず少し戸惑いましたが、音楽も映像も手が込んでおり、見続けるうちに引き込まれていきました。

陰謀劇の側面よりも、料理対決の場面が印象的でした。まるで「ミスター味っ子」のように、主人公が料理の腕で勝負を挑んでいく姿は爽快で、韓国時代劇を見慣れていない私にとっても親しみやすかったです。

口が悪く気が強く、それでも正義を貫く現代女性。料理の味の見極めに絶対の自信を持つ王様。心の声まで辛口な2人。主人公が絶体絶命でも生き延びようとする姿は、少年漫画のように感じました。

料理の場面では調理手順や材料の描写が丁寧で、
「料理は適当には作れない。料理は心がすべて」
「最高の材料だからといって、最高の料理になるとは限らない」
という言葉が印象的でした。エプロンをつけるシーンの音楽も素敵で、気分が高揚します。

韓国ドラマには陰謀や意地悪、妬みや恨みがつきものですが、この作品はそうした面が比較的少なく、現代女性の主人公が自分の力で道を切り拓いていくテーマが中心。料理シーンも多く描写が細かく、とても面白かったです。

他の方の感想を見ると、「調理対決が長すぎる」「陰謀テーマが少ない」という声もありましたが、韓国ドラマを見慣れている方にはそう映るのかもしれません。

料理を食べた瞬間の、ぱっと輝く表情の演出が漫画チックで、本当においしそう。友情もあり、料理バトルもあり、音楽が物語を素敵に導いてくれます。ラブストーリーに進むまで少し対立が続くので我慢ですが、悪役の王妃も美しくて怖く、まさに韓国ドラマらしい魅力が詰まっています。

普段韓国ドラマを見ない私にも、とてもお薦めできる作品です。主人公・ユナさんのさっぱりして可愛い演技と物語のスピード感に目が離せません。厨房チームの団結も魅力的でした。

王様役の若く長身の美しさ、その若さゆえの母への思慕と暴挙が、物語に現実味を増していたように思います。こだわりの舌を持つ暴君の王様が、主人公の料理によって少しずつ心を開き、二人の関係が恋へと変わっていく過程に、すっかり引き込まれました。

韓国歴史ドラマにありがちな政権転覆のドロドロが苦手な方でも、少年漫画のように楽しめる要素が盛り込まれています。お正月休みに、ぜひ見ていただきたいドラマです。

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