こんにちは、「ゆるりら」です。

今回は、山下達郎さんのライブに当選し、大喜びしたものの、たいへんなことが起こったお話をします。

プラチナチケットの当選から公演延期まで

山下達郎さんのライブに当選したときは本当にうれしくて、その日が来るのを心待ちにしていました。まさに「プラチナチケット」で、大好きな達郎さんの歌を生で聴けるなんて夢のような話です。

しかし、公演直前に達郎さんご本人が体調を崩され、残念ながら公演が延期に。けれどもファンとしては、まずは達郎さんのお体が一番大切です。「神!」とまで思うほど大好きな方ですから、公演の延期よりも「どうかご健康でいてください」という気持ちでいっぱいでした。

再度の振替公演とファンとしての気持ち

夏に予定されていたライブの振替公演は冬に決定しましたが、その後も体調を崩され、再び振替公演が決まることに。遠方からの参加だったので、ホテルやバスの手配をし直し、仕事の休みも調整しながら、「まずは達郎さんが元気になってほしい」という思いを胸に準備を進めていました。

ファン同士の交流

ライブ会場では、いろいろなファンの方とお話しする機会がありました。EXILEのライブでは、おそろいのバッグなど目立つグッズを持った女性たちが目立ちますが、達郎さんのライブは少し違います。真面目そうな年配の女性や男性が多く、控えめながらも達郎さんへの熱い思いが感じられます。

電車を降りて会場に向かう途中、隣を歩いていた女性と「達郎さんのライブですか?」と話し始め、気づけばその方のご家族やご商売の話まで聞いていました。ご主人が夏に70歳で他界されたことや、息子さんが後を継いでいるお仕事の話など、話題は尽きませんでした。

入場の列では、小柄で眼鏡をかけた男性と会話しました。ライブという共通の目的があるからこそ、自然に会話が生まれます。その方は、退職後に再任用で働いていて、以前の振替公演では宿泊のキャンセルをせず観光を楽しんだそうです。来年の竹内まりやさんのライブには奥様と一緒に行く予定だとか、気さくにお話ししてくださいました。

会場での意外なつながり

今回の公演では、早めに会場入りし、客入れのBGMもじっくり楽しむことにしました。隣の席の女性と話し始めると、話題がどんどん広がり、その方が若い頃ロックが好きだったことを教えてくれました。クイーンのコンサートに高校生の時に行ったというエピソードには驚きました。当時の私にとって、クイーンのコンサートに行ける高校生は「お嬢様」というイメージだったので、羨望のまなざしで聞いてしまいました。

私も少しだけ、自分が若い頃に「クリスマス・イブ」のレコードをもらった話や、当時の思い出を語ると、笑顔で聞いてくださいました。

開演直前の出来事

開演が近づき、会場の熱気がどんどん高まる中、薄暗い会場でスーツ姿の係員が私に近づいてきました。そして一言。
「チケットを見せていただけますか。」

…続きはまた明日。

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