こんにちは、「ゆるりら」です。(このブログは広告等を掲載しておりません。)
手術の前に元気を出そうと、Netflixでずっと見たかった「スラムダンク」の映画を見始めました。連載当時は忙しくて飛び飛びで読んでいましたが、流川君が好きでした。テレビアニメも子育てで忙しく、全編通してゆっくり見る機会はありませんでした。今年になってNetflixでアニメを全話見て、大人になった今でも一気に見てしまうほどワクワクしました。しかし、アニメの最後の方は、井上先生の美しい描画にアニメが追いついていなかったように感じました。
スラムダンクと言えば、井上先生の画力とキャラクターの個性が魅力です。アニメ化が難航したと聞いていましたが、毎週あの描写をアニメにするのは大変だったのでしょう。
今回、34年後の現代技術であの画力を生き生きと再現してくれる映画ができたと期待していました。手術前に花道のバカさ加減と、空前の努力で元気づけてほしかったのです。山王戦の内容も知らないので、期待を胸に視聴しました。
しかし、「?」何を見せられているのか…沖縄?
辛くて途中で見るのをやめ、井上先生や他のファンの意見が気になってネットで検索を始めました。井上先生がしっかり監修していることがわかりました。
私は、花道や友達の底抜けの若さ、ヤンキーの度を超えたふざけや喧嘩シーン、負けたくないために頑張る姿、流川君のクールさ、可愛い晴子ちゃんの純粋でちょっとドジなところ、赤木キャプテンのリーダーシップとギャグ要素が好きでした。湘南をイメージするときに明るく元気、途方もない身体能力と度を超えた努力で、試合の時にも「んな、バカな!?」というミラクルが起こる、ギャグ要素とド根性を愛していたのです。
今回の入院時も「三井も前歯なかったよなー」と思ったくらいですから。三井も、もちろん今回映画で取り上げられていたリョータも、好きでした。
連載当時、井上先生もお若く、「ジャンプ」の購読者年齢層を考えて、様々な要素を取り入れていたのでしょう。空前の人気で、当時忙しくて読めなかった私のようなファンでも、今でも愛し続けている漫画です。今回の映画を最後まで見ることができず、井上先生には申し訳ない気持ちです。
花道のバカさ加減や、友達のギャグ顔、赤木キャプテンのゴリ顔など、連載中のギャグ要素は井上先生も楽しんで描いておられたと思います。漫画でしか表現できない花道の努力や進化は、今の若者、例えば大谷翔平選手のような人たちにもどこかで受け継がれているように感じます。馬鹿で、好きな子に一本気で、照れ屋で可愛い花道を、古い男にしてほしくないと思いました。この映画のファンの方には申し訳ない感想かもしれません。ご意見を頂ければありがたいです。
将来、「ゆるりら」サロンを開きたいと思っていますが、遠方などでいらっしゃれない方がほとんどだと思いますので、このブログにてお付き合いください。(サロンはまだ開設していません。また、サロンは女性専用です。)