こんにちは、ゆるりらです。

23日、横浜を出発し、本日24日に神戸を出航しました。
昨日ブログの更新がなかったのは、横浜〜神戸間が悪天候でかなり揺れ、体調が整わなかったこともありますが、夕食時には元気を取り戻し、ディナーに参加。そこで素敵な女性と話し込んでしまい、結構遅くなってしまったからです。

その方は「定年まで働き、眠る間もないほど忙しかった」とおっしゃる、優しい目をしたアカデミックな雰囲気の女性。思わず「お医者様ですか?」と伺うと、「教員です」と。さらに「70歳まで」と聞き、「大学教授ですか?」と重ねると、まさにその通りでした。

先生が研究されていたことや、私自身の子育ての話など、気づけばお店が閉まる頃まで語り合い。絵本を読んで育てた話をすごく良い教育だと褒めてくださり、本当に嬉しく、まさかここで自分の子育てを大学教授に認めていただけるとは…と感激でした。女性教授としての道のりの大変さ、そして何かを究めることの尊さに、胸を打たれました。

今朝は「クルーズ3回目」というご夫婦と同席。明るい奥様と、体格が良くやり手な雰囲気のご主人。半導体製造機械を輸出していたというご主人は「残業200時間が普通。でも面白くてあっという間」と笑顔で語り、趣味も多彩。特に「半導体を見ているとオーロラが出る」と話された時の目の輝きが印象的でした。

お昼には、退職された学校の先生お二人と、私より少し先輩のご夫婦とご一緒に。先生方は過去に3回も同じ学校になったご縁があり、今も仲良く旅に出られるなんて羨ましい限り。ご夫婦はおそらく同じエジプトツアーの方々。海外経験も豊富のようなので、ぜひ仲良くさせていただきたいと思っています。なにしろ私は「超・ド級」の方向音痴。迷子になって本船に戻れなくなるのが怖く、人さまを頼りに生きる所存です。

さらに夜のディナーでは、美人の奥様と気さくなご主人とご一緒に。5年前に退職されたそうですが、コロナ禍でツアーが中止になり、ようやく参加できたのだとか。「退職してから5年間、ずっと遊んでいます」と笑っておられましたが、子育ての頃はやはり大変だったそう。私たちも布おむつ時代の苦労や保育園のお迎え、お姑さんへのお願い、ミルクの話、食洗機の登場など、懐かしく働く母親時代を語り合いました。

家にいるだけでは出会えなかった素晴らしい方々と、「同じ船」という不思議な縁でつながり、お話しできる。そんな人生の素敵な出会いに、心から感謝しています。

※船の中で出会った方々とのお話は、個人が特定できないよう配慮の上、心温まる思い出として記させていただきました。

Voyage120出航!人生の宝物のような出会いに感謝” に対して1件のコメントがあります。

  1. パパ より:

    素敵な出逢いがあって、旅が楽しそうですね。

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